木村拓哉主演、フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』の第一話ゲストとして、女優の内田理央の出演が決定した。
今回内田が演じるのは謎の女性・日中弓(ひなか・ゆみ)。弓はある夜、ホストクラブのオーナーの芦沢健太郎(あしざわ・けんたろう/久保田悠来)とタクシーに乗り込む。酒で酔っている芦沢の指示の元、タクシーは目的地へと向かうが、移動中に芦沢は弓に「俺の旅の記録だ」とタブレットの画面を見せる。その画面をみた弓は血相を変える。
そんな中、タクシーが急停止。「急に飛び出しきた猫をひいてしまったかもしれない」とタクシー運転手が慌てて車から降りて出ていく。タクシー運転手が車内に戻ってくると、弓は寝てしまっている芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示して、車から降りていく。指示された場所で芦沢を下ろそうとしたとき、タクシー運転手は芦沢が胸にナイフが刺さって死んでいることに気付く。ナイフは芦沢の指紋がついており、芦沢がポケットに忍ばせていたものだった。一緒に乗っていた弓はサングラスにマスクをしており、身元がわかる手がかりを残していない。タクシー運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していて…。
内田は2018年放送のドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で主人公の幼馴染・ちず役で人気を博し、同作で第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞を受賞。現在放送中の『来世ではちゃんとします3』(2023年・テレビ東京)では“赤裸々エロラブコメディ”という作品性や登場人物のキャラクター性が話題になり、シーズン3まで続く大人気シリーズとなっている。
『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年・TBS)ではピンクの髪の歌姫・アリエルを演じるなど、個性的なキャラクターも見事に演じる内田。そんな内田のフジテレビ連続ドラマへの出演は『レンアイ漫画家』(2021年)以来、2年ぶり。月9ドラマへの出演は、自身の月9初出演作となった『海月姫』(2018年)以来、5年ぶり。また、主演の木村拓哉とは今作で初共演となる。
原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。記念すべき第1話のゲストとして登場する内田にも注目だ。