門脇麦が主演を務めるドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ、毎週水曜22時~)で、天才ヴァイオリニスト谷岡初音を演じた門脇と、マエストロ常葉朝陽を演じた田中圭がクランクアップを迎えた。
並木道を歩くシーンでクランクアップを迎えた田中圭。スタッフから「田中圭さん、オールアップです!」の声がかかり拍手と共に、門脇麦より花束が渡された。真摯に音楽と向き合うが故の“毒舌マエストロ”朝陽を演じた田中は、「すごくいい役をやらせて頂きました。初日から最終日までずっと大変だったけど(笑) そんな大変な現場でこの雰囲気の良さは素晴らしいと思います!麦ちゃんをはじめキャストの皆さん、スタッフ皆さんの人柄だと思います。ドラマも老若男女全員が笑って泣ける素敵な作品になったと思いますし、楽器練習といういつものドラマよりも何倍も大変なところはあったと思いますが、誰一人腐ることなく完走し、本当にいいドラマに携われたなと感謝しております。またどこかでやれますようにという願いを込めて...。3か月くらいクラシックしか聞いてなかったので、ようやく J-POPが聴ける!いろんな曲を聞こうと思います」と感謝を伝えた。
そして、谷岡家のシーンでクランクアップを迎えた門脇は、スタッフから「門脇麦さんオールアップです!」の声がかかり拍手と共に田中圭より花束が渡された。天才ヴァイオリニスト谷岡初音を演じた門脇は、「8月からヴァイオリンを練習してきて一つの作品に長く携われる貴重な経験が出来ました。楽器練習だけじゃなくて、スタッフの皆さんも音楽シーンの撮影など新しく勉強することも多く、普段のドラマよりも手間がかかることたくさんあったと思います。その全員の時間と労力が確実に報われている作品になってたと思いますし、皆の熱い思いがたくさんの視聴者の方に届いているのが実感できる作品でしたので本当に楽しかったし、いい現場で過ごせて幸せでした。座長らしい振る舞いは出来ていませんでしたが、皆さんが楽しく自由にのびのび過ごしている中に、私も肩の力を抜いてにこにこ見守りながら仲間にいれてもらえてたので、すごく幸せな3か月でした。本当に皆さんありがとうござました!」と感謝を伝えた。
15日放送の最終話。負けたら解散――運命のこけら落とし公演に向けて朝陽は指導に熱が入り、初音と 2 人で『チャイ 5』の解釈や表現方法を話すこともしばしば。嬉しい初音だが、朝陽が移籍するというウワサを聞いて不安に駆られる。しかも、その噂はどうやら本当のようで...。はたして朝陽の本心とは...。たった4か月前はバラバラだったポンコツオケが、最高の舞台へ!いよいよ日本一のオーケストラと一騎打ち...思いよ届け!一発逆転のオーケストラ、ついに感動のフィナーレ。