女優の松村沙友理が、山科ティナの漫画『ショジョ恋。―処女のしょう子さん―』を原作とするFODオリジナルドラマ『ショジョ恋。』に出演する。
本作の主人公は、脱処女を目指す恋愛経験ゼロのアラサー女子・庄司しょう子。大手メーカー勤務でバリバリ仕事をこなし、誰からも憧れられる美人である一方、過去のトラウマから抜け出せず、恋に臆病になっているしょう子を、松村が「日常っぽく」リアリティを持って演じる。
本作に共感した点や自身の恋愛観、アイドル時代から現在にかけての変化、女優としての今後の展望などを松村に聞いた。
「あ、わかる」と思ってもらえるような作品に
──原作のある作品はこれまでにも参加した経験があるかと思いますが、今作に関してはどのようなことを意識しましたか。
漫画原作ではあるんですけど、日常っぽく演じることを心掛けました。皆さんが共感できやすいようにリアルな感じを意識していて、見ながら「あ、わかる」と思っていただけるような作品になればいいなと思っていました。
──松村さん自身が「わかる」と思ったのはどんな場面ですか。
女子はみんな、圭くん(美波)みたいなタイプを好きになるよね、とすごく思っていました。女子あるあるなのかもしれないんですけど、周りから「結婚するなら絶対にこの人の方がいいよ」と言われるような人じゃなくて、「なんで私はこの人を好きなんだろう」と思うようなタイプを好きになっちゃうことはあると思います。男の人はそういうこと、あまりないんですかね。
──ただ恋愛するのと結婚まで考えるのとでは変わるかもしれませんよね。
そうですね。めっちゃあると思います。
──この作品のしょう子は、アラサーの意識から結婚を思い描いたりもしていました。松村さんはご自身の年齢を意識して、次に出会う男性とは結婚を考えたいというように思うことはありますか?
私もしょう子さんタイプかもしれないですね。年齢のことも考えて「こういう人がいいんだろうな」という理想はあるけど、全然そうじゃない人を好きになるタイプかもしれません。