「キュンキュンしすぎて死にそう」「キュンキュン通り越してギュンギュン」「幸せすぎて涙出た」と視聴者に極上のキュンを供給しながら、さまざまなことを考えさせ温かいメッセージをくれるドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日、毎週火曜よる9時)。先週の第6話では雪宮鈴(吉高由里子)と柊一星(北村匠海)の破壊力あるキスシーンが描かれ、素で自然なイチャイチャぶりにキュンが止まらず、色気まで感じると反響を呼んでいる。全力で愛を伝える一星をはじめ、登場人物たちがド直球に気持ちを伝える姿は視聴者に勇気を与えてくれる。
(以下、第6話ネタバレあり)
「鈴 好きだ 一緒に暮らそう 鈴は俺が守るから」
鈴に向けられた一星の好意は全力で直球だ。鈴に膝枕をさせて横たわった一星は夜空を見ながら「星って生と死の境目にあるような 生と死をつなげてるような感じがする」と手話で語る。生と死は隣り合わせで、産婦人科医として自分は何もできないと言う鈴に、一星は「生と死はあまり変わらないのかも 死は絶望とか終わりじゃなくて 生の続きなんじゃないかって思う」と遺品整理士として感じていたことを話す。「だから明日死んでも悔いがないように 俺は伝え続けるよ」と鈴への愛を全力で伝えるのだ。鈴から受け取ったバレンタインのチョコを大事そうにギュっと腕の中に抱えたり、居酒屋で出くわした鈴の同僚・深夜(ディーン・フジオカ)に対してライバル心を剥き出しにしたり。一星によるすべての行動が鈴への気持ちを全力で伝えているという表れなのかもしれない。
自分なりの意志を持って愛を伝えてくる一星に鈴も引っ張られる。「一星といると 私 よく笑うな」と笑顔が溢れるのは、鈴が一星の愛をしっかりと受け止めているからこそ。あの鈍感な深夜でさえも、産婦人科で寝ながら手話をしていた鈴や自分に敵意剥き出しな一星を思い出し「あれは弟じゃないな」と気付くほど。一星と鈴による幸せそうな景色をいつまでも見ていたいと思える。そう思わせてくれるのは、吉高と北村のキュートさと確かな演技力がかけ合わさってこそだろう。
話題のキスシーンは一星の家にて。一緒に住む家が決まるまで一星の家に泊まる鈴。一星の部屋では2人のイチャイチャシーンが繰り広げられた。「全部見たい。全開がいい」(一星)「なんだよ、“全開”って(笑)」(鈴)なんて言いながら、部屋の電気を消す消さないの言い合いからの長めの濃厚なキスシーン。さらには吉高のキス待ち顔からの布団の中で北村によるバックハグ。これには「キュンキュンしまくり」「無意識でニヤけてた」「1人でキャーーーって叫んでる」「後世に残る名シーン大放出」と盛り上がりを見せた。次回以降も2人の素敵なキスシーンを期待したい。