『星降る夜に』ハマり役キャストに釘付け、北村匠海とディーン・フジオカの絡みに笑いも

TV 公開日:2023/02/21 41
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雪宮鈴(吉高由里子)と柊一星(北村匠海)の甘いキスシーンから始まった先週の『星降る夜に』(テレビ朝日、毎週火曜よる9時)第5話。幸せな瞬間や不穏な状況が交差する中、様々な表情を見せてくれる役者たちの演技に魅了され心奪われる。心に響くセリフたちは、役にハマっているキャストの繊細かつ心伝わる表情や演技によって、より一層輝き、より深く心に届く。


(以下、第5話ネタバレあり)



耳が聞こえない柊一星を演じる北村匠海の表情や体全体を使った表現からは、心が全て伝わってくる。春(千葉雄大)の妻・うた(若月佑美)が入院して、春が会社を休むと、一星は一人静かに椅子に座っていた。その様子を見た社長(水野美紀)と同僚の服部はいつもは「静かだけどうるさいんだよな」と笑う。何もできない自分にイライラしながら、手話で「何の役にも立たないけど 仕事はするよ」と言ってバタバタと出て行ってしまう一星。「何 いらついてんだ?あいつ」と手話の細かい内容は通じていなくても、イラついるのは周りに伝わるのだ。


手話がわからなくても伝わってくるのは愛情や苦しさも。家に石を投げ込まれた鈴に「俺じゃ鈴を 守れない!」と頼ってもらえない辛さをぶつけるシーン。いざという時自分は年下で耳も聞こえないから大好きな鈴を守ってやれないということを、苦しそうな表情と、まくし立てるような手話によって表現している。その様子に胸打たれた視聴者も多いに違いない。


「喧嘩は男から謝りな」というメモと一緒にコーヒーとサンドイッチを渡してくれるワゴン販売のおじちゃん。言葉は発しないが、真剣な表情のあとに笑顔を向けることで一星のことを応援してくれる。それを素直に受け止めてうなずく一星。表情のみのやり取りにじんわりとしたものが込み上げる。直後の鈴からのデートの誘いには踊り出し、体全体で喜びを表している様子が可愛らしい。声に出さずに喜怒哀楽をちょっとした表情一つから体ごと使った表現まで、大小さまざまなに表現してしまう北村の演技にSNS上では「台詞なしでの感情の表現が上手い」「なんか気持ち伝わる」「声が聞こえてくるような演技でまじですごい」と称賛かつ驚きの声が上がっている。


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