福原遥がヒロインを務める連続テレビ小説『舞いあがれ!』(毎週月~土、8:15~ NHK総合 ※土は一週間の振り返り)の第95回が16日に放送された。第95回の放送で貴司(赤楚衛二)が舞(福原遥)に贈った短歌が“恋の歌”であったことがわかり、視聴者からは反響の声が続々と寄せられている。(以下第95回ネタバレあり)
短歌集出版に向けて、編集者のリュー北條(川島潤哉) から新しい短歌、それも恋の歌を詠んでほしいと言われた貴司だが、なかなか思うように詠めず思い悩んでいた。北條は貴司が恋の歌に苦戦している理由を「これまで恋の歌つくったことないもんな」と分析したが、貴司のファンである秋月史子(八木莉可子) が「ありますよ!恋の歌。300首の中で一首だけ」と反論。その歌とは、「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」で、この歌は舞がパイロットを目指すことをやめ、実家の工場を立て直すと決めた頃に貴司から贈られた歌だった。その歌は歌人・狭野茅上娘子の和歌が下敷きになっており、歌の中の“君”は恋の相手を指しているのではと話す。北条は「よく気付いたな…」「なんでこんなわかりにくいのかね」と情熱的な恋心を詠んでほしいとぼやくが、史子はそれは貴司の「慎み…?」と歌から推測するのであった。
この史子と北条のやりとりに、「この“君”は間違いなく舞ちゃんのことだよね」「貴司くんの慎ましい愛情表現、素敵すぎる」「舞ちゃんもこの歌を支えにしてたもんね…」と反響が続々と寄せられていた。
そして第95回ラストでは、ついに史子が貴司に「先生のともしびになりたいです。ずっとそばにおって先生のことを明るくしたりあっためたりしたいです」と告白する場面も。しかし、貴司は「ごめん」とその気持ちを受けられないと告げる。史子は「舞さんが好きやからですか?そしたらなんで気持ちをつたえないんですか?」と問いかけ、貴司は黙りこんでしまうというところで95回は幕を閉じた。
以前の放送で、舞は久留美(山下美月)に貴司との関係について「貴司くんとは友達でおりたいねん。もし告白してしもうたら、今の関係には戻られへんやんか。」と打ち明けていた。今日の放送を受けて恋の歌が作れず悩む貴司や、そして史子の告白を受けた貴司の反応でパズルのピースがピタリとはまったように「貴司くんも舞との関係を壊したくないんだよね」「舞と貴司、お互い同じ気持ちなのかも」と舞と貴司の2人の心情を推測するコメントも寄せられ、「史子さんの告白により舞と貴司くんの関係が動くのでは!?」「明日も見逃せない!!」と、今後の関係がどう動いていくかに期待と注目が集まっている。