あす深夜0時55分からスタートする新ドラマ『ブルーバースデー』。初回放送に先駆け、大阪・カンテレ本社で取材会が行われ、本作で地上波連続ドラマ初主演を務める鶴房汐恩(JO1)と、松井愛莉が見どころや撮影裏話などを語った。
同ドラマは、突然失った初恋の相手・蒼馬准(鶴房汐恩)を忘れられない尾崎花鈴(松井愛莉)が、何度も過去へとタイムスリップしながら、准の死の真相を突き止めて運命を変えるべく奔走するタイムリープ・サスペンス・ラブストーリー。原作は、2021年に韓国でWEBドラマとして配信され、若い世代を中心に大人気となった韓国ドラマ『BLUE BIRTHDAY』。熱狂的なブームを巻き起こした韓国ドラマ『愛の不時着』プロデューサー:ユン・ヒョンギが手掛けた作品を日本版にリメイクした。
鶴房は准を、松井は花鈴を演じるうえで心がけたことを尋ねると、鶴房は「監督ともお話して、原作にはあまりとらわれずやってほしいと言われたので、あえて原作を見ずに准というキャラを撮影しながら、徐々に体に染み込ませていこうとして、今ようやく准というものが分かってきたような感じがします」と語った。
松井も「私が演じる花鈴は、天真らんまんで一生懸命な女の子なので、そこを全開で出していこうという思いで演じています。見てくださる皆さまが応援したくなる人物になればいいなと思って、監督とも何度も話し合いながら花鈴をつくっていった感じです」と役作りの過程について話した。さらに、鶴房は役作りで苦労した点として「准がすごいクールな性格で、僕のJO1での立ち位置や素(性格)がおふざけキャラなので、たまにおふざけしたくなるところを我慢しないといけない」と笑みを浮かべた。
生まれも育ちも関西の鶴房に“これを見ると・食べると関西に帰ってきたな”と思う“ことやもの”を聞くと、「551の蓬莱さんのシュウマイが本当においしい!」と答えた。松井は、普段大阪に来た時は「551の豚まんとか、くくる(のたこ焼き)は絶対買います」と言い、「今日はどっち買おうかなって…でも、おすすめされたのでシュウマイ買ってみようかな」と、新たな大阪グルメを堪能しようとする様子を見せた。
最後に、今作の見所について、鶴房は「流し見じゃなくちゃんと作品を見てほしいです。単なるラブストーリーだけじゃなく、“えっ!”って思うところがたくさんあるので、見どころが山のようにある作品です。まだ撮影中ですけど、絶対におもしろい作品になると言えます」と強くアピールした。
松井も「この作品は“愛する人を守りたい、救いたい”というテーマで、サスペンス、恋愛もですけど、家族愛、友情など色々なテーマをもとに色々なことが起こっていきます。展開も速いので、皆さんにはひと時も見逃さず見ていただきたいという思いと、監督をはじめ、映像や音、光、私たちの表情の細部まで、ワンシーンワンシーン丁寧に撮っているので、細かく細かく見てほしいです。作品の世界観にどっぷりとハマって、ハラハラドキドキしながら、たまにキュンとしていただいて、最後までこの二人がどうなるのか見守っていただければと思います」とコメントした。