会見後半、出演陣には「共演者の方の意外な一面を見てしまったことは?」という質問が寄せられた。桜庭は「竹財さんってとってもクールで、優しくて、スマートな方だなと思ってたんですけど」と切り出し、プライベートで竹財から手作りのカラスミをもらったエピソードを披露。「そういうのをやるんだなと思って。作ったりとか。意外だなって思って、素敵だなって思いました」と述べると、竹財は「カラスミずっと作ってみたくて。去年結構いいカラスミを見つけちゃったんですね。鮮度のいい。これならいけるなと思って、初めて作ってみて」と手作りに挑戦した理由を明かした。ちなみに桜庭にとっては「今まで食べた中で一番おいしい」カラスミだったそうで、それを伝えられた竹財は「やったー」と喜んでいた。
また桜庭がほかに“意外な一面”としてあげていたのが、千世の後輩役を演じた渡邉の演技。劇中で結婚相手を怒鳴りつける場面があるようで、渡邉本人も自身の役どころについて「自分の中ではすごい難しかったんですけど、本当に監督さんといろいろお話しながら撮影させていただいた」と話している。「結構、声を荒らげて怒った」とのことで、普段の様子から想像できない姿が見られるかもしれないという。
そんな渡邉について桜庭は「すごくおしとやかで女性らしい方だったので」と最初の印象を述べつつ「相手の人に喝を入れたりとか、コラーって言ったりっていうそのギャップがすごく素敵だなと思って見てました」と称賛していた。
最後は桜庭が「本当にチームワークがよくて、すごく明るい現場で、その雰囲気が映像にも出ていると思いますし、それぞれのキャラクターがすごく面白いので、そこも楽しんでほしいです。恋に躊躇している大人の方に、恋の勇気を一歩踏み出させるような作品になっていたらなと思います」と語り、会見を締めくくった。
©︎「全力で、愛していいかな?」製作委員会