FANTASTICSの木村慧人と山中柔太朗のW主演ドラマ『飴色パラドックス』。
MBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ企画第5弾で、夏目イサクの同名BLコミックをドラマ化した本作が、1月26日(木)の放送で第6話を迎える。
木村演じる週刊「DASH!」編集部の記者・尾上聡と、山中演じる週刊「DASH!」編集部のカメラ担当・蕪木元治の“かぶおの”コンビの“ケンカップル”ぶりが話題の本作。ますます盛り上がりを見せる後半戦を前に、木村と山中の2人に作品の魅力や反響を受けての心境、グループ活動と並行しての俳優業などについて、それぞれの考えを語ってもらった。
──現在絶賛放送中の本作ですが、お2人のもとにも反響は届いていますか。
木村:そうですね。毎話、放送の度にSNSでトレンド入りをしていたりして、見てくださっている方々の温かみを感じます。「尾上と蕪木がぴったりだ」「キュンキュンする」というような声を多くいただいて、僕たちも演じていてすごく良かったなと感じています。
山中:ファンの方がたくさん見てくださっていることはもちろんうれしいんですが、自分のファン以外の方も見てくださっているということも実感しています。たとえば僕のインスタグラムのフォロワーがすごく伸びた、というようなことでも反響がしっかりと目に見えて、とてもうれしいですし、今後の放送も楽しみです。
──現場はどんな雰囲気なんですか?
木村:楽しい感じです。
山中:基本は僕たち2人で撮影をすることが多かったんですが、僕らはこんな感じでふわっとしているので、ふわっとしつつ、やるときはやるという感じでした(笑)。
──お2人は似ているところがあるというお話を伺いました。
山中:そうですね。考え方とか好きなものとか、細かいところが似ているんですよね。服が好きなところとか、サウナ好きなところとか。現場でこういうことを思っていた、というようなことも一致していることがあるので、似ているなと感じるところが多いです。
木村:お互い、話しやすいんです。なんでも話せる仲ですね。
──役の中では山中さん演じる蕪木がどちらかというと強い立場にも見えますが、普段のお2人はまた違った雰囲気なのでしょうか。
山中:(木村が)年上で先輩ということもあって、普段は僕が敬語なので、役とは逆っぽい感じがあるかもしれません。
──木村さんが先輩としてサポートしていくような?
木村:どうなんですかね。グループで最年少なので、先輩としての在り方がわからないんですよ(笑)。
──お2人ともグループ活動をされていますが、メンバーからもドラマに対する反応はあるのでしょうか。
山中:そうですね。視聴者の方の反響がグループのみんなにも伝わっているみたいで、「ドラマのおかげでM!LKのファンの方も増えたよね」と言ってくれたりします。それは僕もすごくうれしいです。
──FANTASTICSのメンバーはいかがですか?
木村:僕は尾上の走り方を真似されます(笑)。
──そうなんですね(笑)。誰にされるんでしょうか。
木村:半分以上のメンバーにされます(笑)。ただ、そうやっていじられることもすごくうれしいんです。初回から「みんなで見たい」と言って、ライブ後だったんですが、ちゃんと起きていて見てくれてうれしかったです。
──今作で描かれる二人の恋愛は、始まり方やステップアップしていく過程がすごく自然に感じられました。お2人は今作を通してなにか学びを得られたことはありますか?
木村:「好き」には本当にいろんな形があるなと思いました。尾上は原作だともっとキャピキャピしていて、ドラマよりももっとオーバーなリアクションや表情をするんですが、監督と話し合って、原作のかわいらしさは残しつつ、わざとらしくならないように考えながら演じていたので、自然な恋愛が描けたのはうれしいです。