高橋メアリージュン主演のドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』の最終話が12月27日深夜よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送となる。地上波放送に先駆け、dTV/Netflixでは最終話が配信中だ。
象山〔キサヤマ〕(野村周平)に続いて熊倉〔クマクラ〕(光石研)や般田〔ハンダ〕(山内圭哉)といった若琥会のヤクザたちも退けた犀原茜〔サイハラアカネ〕(高橋メアリージュン)。第14話のラストで次期総長・鳩山〔ハトヤマ〕(こんばやし元樹)を相手に「映画作りますんでよろしく」と衝撃の報告を行ったが、最終話ではついにその企画が動き出す。そして愛沢〔アイザワ〕(中尾明慶)を拉致した相手とは一体!?ライノーローンの債務者たちのその後も描かれ、後悔、未練、希望、さまざまな思いを胸に秘めて新しい一歩を踏み出す彼らの姿も見逃せない。最後にはお待ちかねの“アイツ”も登場し、胸が熱くなること間違いなしの最終話の見どころを、ネタバレなしで紹介していく。
アイスもなかを買って帰る途中に何者かに襲われ、拉致されてしまった愛沢。目を覚ますと森の中で縛られていた。
愛沢の前に現れたのは見慣れない男たち。若琥会の関係者か、あるいは愛沢と張り合っていた石塚〔イシヅカ〕ミノル(手塚みのる)の仲間か。「誰だてめえらは」と睨む愛沢に「やっぱ覚えてねえのかよクソ野郎!」と怒る男たち。生き埋めにしても構わないと思うくらいに愛沢を恨んでいる彼らの正体とは。
最終話では債務者や、ライノーローン関係者のその後も描かれる。犀原の計画に協力した久礼野〔クレノ〕(京典和玖)は自分を裏切った硲の身を今も案じており、犀原に「バカなのお前」と呆れられる。そんな久礼野にはある野望があった。
シングルマザーのともか(古畑星夏)は、借金を完済する。無事に元の生活に戻れるはずの彼女だが、硲に対する未練があった。
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「もう、会えないんですか」ともかに問われた硲の答えは。その一方で犀原は、村井の運転する車の中で不吉な未来を予想するのだった。
半地下アイドルGQG周りからも目が離せない。メロりん(矢崎希菜)はアイドルを辞めて実家に戻ったものの、犀原の取り立ては実家までやって来る。ダンディー田中(勝村政信)から借金返済に十分な額をもらっているというのに、なぜか残り僅かな借金を完済せずにじらしているメロりん。そんなメロりんは自分を散々な目に合わせてきた犀原に、思いもよらない言葉をかける。