『岸辺露伴は動かない』コロナ禍描く世界観が話題 ストレス貯める“露伴”高橋一生に「そりゃ犬も飼うよ」

TV 公開日:2022/12/27 0
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高橋一生が主演を務めるドラマ『岸辺露伴は動かない』の新作エピソードである第7話「ホットサマー・マーサ」が12月26日午後10時からNHK総合にて放送された。そしてもう一つの新作エピソードである第8話「ジャンケン小僧」が27日午後10時から放送される。



「ヘブンズ・ドアー 今、心の扉は開かれる―――」相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴(高橋一生)が、編集者の泉京香(飯豊まりえ)とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう本ドラマ。


【画像】『岸辺露伴は動かない』新作エピソード場面写真など(全7枚)


第7話は日常生活でマスクが必需品となり、リアルで人と会うのが難しくなった社会が舞台。コロナ禍を下地にしたような世界は岸辺露伴にも影響を与えており、「オンラインでのインタビューじゃ相手の空気感が…」「マスクのせいだ。いつまでするんだこんなもの。酸素が脳に行かないんだよ」などと窮屈な日常にかなりストレスを貯めこんでいる様子。SNSでは「露伴ちゃんもコロナ禍に困る時代か」「だいぶ参ってるな…そりゃ犬も飼うよ」「岸辺露伴でさえ、マスクのせいで漫画が描けない」などと共感と同情の声があがっていた。


そんななか、露伴は飼い犬・バキンの散歩に出かける。犬を抱きかかえて自ら歩くという斬新な散歩スタイルは「散歩なのに犬抱えるタイプ!?」「それはバキンの散歩ではなく先生のお散歩です」「犬が岸辺露伴を散歩させてる…」と視聴者からツッコまれていたが、ドラマ内の季節は夏ということもあり、おそらくは地面の熱さを考慮してのことだろう。


やがて見知らぬ神社に迷い込んだ露伴は、そこで祠のようなものを発見する。中に入ってみると一瞬、意識を失いかけるような感覚に陥るが、すぐに気を取り直し「やっぱりネタは外にあるな」と満足げに帰宅。しかし家の中はところどころ様子がおかしい。バキンのおもちゃが散乱し、未完成だったはずの原稿がなぜか完成している。そして寝室では露伴にしつこく付きまとう女・イブ(古川琴音)がシーツにくるまっていたのだった。


本エピソードはこのイブが肝となるキャラクター。露伴曰く動物病院で知り合ったという彼女は、無断で露伴の家の敷地に入ってくるなど、物語冒頭から危険な香りを漂わせてくる。


物語が進むにつれて徐々に明らかになっていく露伴への執着ぶりは、“露伴史上最強(恐・狂・凶)の敵”という紹介そのもの。見事な怪演を見せた古川琴音は「世界観とすごく合ってる」「夢に出てきそうなヤバい女」「この女の子、原作に忠実で再現率高い」などと視聴者から恐怖と絶賛の声を集めていた。



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