もう1つは目撃者・涼見の家で雲野と翡翠&真が一触即発の事態を迎えるシーン。
雲野に太刀打ちできず撤退することになった翡翠に真は「どうして見逃したの!?」「捕まえるチャンスじゃん!」と詰め寄るが、翡翠は相手が拳銃を持っている可能性に触れる。「鐘場さんがいても任意では身体検査もできないんですから」との翡翠の言葉は、素直に受け取れば「(この場に)鐘場さんがいたとしても」となるのだろうが、「(この場に)鐘場さんはいるけれども」とも取れるような気がする。後者であれば真がいきなり「捕まえるチャンス」と言ったことにも、“優秀な探偵”であるにもかかわらず拳銃を無視して強気な態度に出たことにも、うなずける。後のシーンで雲野が「1人だけなら始末するのもたやすいが、奥に誰か人がいる気配があったからね」と言っているのも意味深だ。「奥に誰かいた…?」「奥に誰か居るの!?」「誰がいたんだ??」とSNSでも疑問の声が続出。涼見の同居家族という可能性はあるし、その可能性が高そうだが、これまで本編中に存在が示唆されていなかった「家族」が突然登場するのも奇妙だ。これは穿ちすぎた考察なのか、それとも。
さらに『霊媒探偵・城塚翡翠』までシリーズをさかのぼってみても、1つ気になる箇所がある。それは第4話「VS. Eliminator PartⅠ」にて、天子が鐘場(かねば)(及川光博)を尾行するシーン。このとき曲がり角で天子にぶつかった女性を覚えているだろうか。ベレー帽をかぶったその女性は翡翠の指示で動いた真だと認識していたが、思い返せば最終話後に翡翠たちはそのことに一切触れていない。そして横顔のクロースアップに注目してみれば、どうも顔が違うように思える。この謎の女性はひょっとして…。
第4話にて雲野相手に様々な手札を切るもことごとく潰されてしまった翡翠は、自ら出ていき反撃することを決める。しかし第4話のラストでは雲野に銃撃され、おびただしい量の血を流す翡翠の姿が。前シリーズよりも直接的な死の描写は、本物なのか、何かのトリックなのか。拘置所で再会した鶴丘文樹(瀬戸康史)からの「君は雲野に殺されるよ」という予言めいたセリフや、真に向けた「私に何かあったら、名探偵の眼差しを引き継いで下さいね」という含みのあるセリフが不安感を増幅させる。
翡翠の命をかけた最後の推理の結末は、25日(日)よる10時30分からの『invert 城塚翡翠 倒叙集』第5話で確かめてみては。
▼ドラマ『城塚翡翠』シリーズをコラムで振り返る
・『霊媒探偵・城塚翡翠』
・『invert 城塚翡翠 倒叙集』
■新日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』
11月20日スタート!毎週日曜よる10時30分 放送
(C)日本テレビ
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