Paraviオリジナルドラマ『ギルガメッシュFIGHT』オンライン記者会見が18日に開催され、主演を務める藤原季節をはじめ、大東駿介、 出口亜梨沙、真島なおみ、杉本愛莉鈴のキャスト陣のほか、特別ゲストとしてイジリー岡田(宣伝大使)岩本恭生、細川ふみえが参加した。
本作は、バブル崩壊後の1991年、“カメラは低く、志は高く”という精神のもと、現代のバラエティにも大きな影響を及ぼすことになるコーナーを連発し、いつしか「深夜お色気番組」の代名詞ともいえる番組へと変貌を遂げた『ギルガメッシュないと』のスタッフたちの実話から着想を得て制作されたフィクションドラマ。
そんな伝説の深夜番組を作り上げた天才的なディレクター・加藤竜也を演じた藤原は「当時の番組ファンがたくさんいらっしゃって、ドラマが放送されると報道が出たとき、コンプライアンスの問題で守りに入るのではという声をいただきました」と述べると「でもご安心ください。ギリギリを狙いましたので」と自信をみなぎらせる。
さらに加藤とタッグを組んだプロデューサー・栗田淳一役の大東は「実際当時番組に関わっていたスタッフさんたちの話を聞くと、自然と高揚しました」とハイテンションで撮影に臨んだことを明かすと「非常に熱気あふれる現場でした」と期待を煽る。
藤原はオファーを受けたとき「僕は世代じゃないのですが、番組の存在は知っていました」と語ると「脚本がとても面白かったですし、大東さんが出演されるかもしれないと聞いていたので、ぜひやりたいと思いました」と大東にラブコール。
大東も「僕もこの時代のことを知る先輩俳優の方と共演するたびに、1万円札でタクシーを止めたり、オープニングスポットを撮影するためだけに海外ロケに行ったりというバブル時代の豪快な話を聞いていました。そんな時代に活躍した人たちの役を演じるというのは、非常に興味がありました」とオファーを受けた理由を語っていた。
『ギルガメッシュないと』には、裸エプロンで料理をするコーナーや、セクシー女優のツボを押すコーナー、さらにニュースをTバック姿で放送する「GNNヒップライン」、下着姿の女性たちが歌声を披露する「ランジェリー歌謡祭」など、いまの時代では放送できないような企画が盛りだくさん。
藤原は「映像を観たりして想像を膨らませて臨んだのですが、一番大切にしていたのは現場の瞬発力」と語ると「Tバック姿のお尻を見せるところや、裸エプロンのシーンで、どこまでこちらがテンションをあげて興奮できるか……真剣勝負でした」と作品にかける思いを吐露。「とにかく熱量を大切にしました」と並々ならぬ思いで作品に臨んだという。
そんなドラマは、12月24日土曜日の深夜1時15分からParaviで独占配信される。まさにクリスマス真っ只中の放送ということで、登壇者の「最も盛り上がったクリスマスの思い出」というお題が出されると、藤原は「人生で初めて告白したのがクリスマスだったと思います」とぶっちゃける。さらに藤原は「僕は札幌出身なのですが、雪まつりのイルミネーションのなか告白したことを覚えています」と回答すると、大東が「どうやって告白したの? 何て言ったの?」と鋭い突っ込み。藤原は「いやそれはやばいです。言えないです」とタジタジになっていた。
その後、『ギルガメッシュないと』に出演していたイジリー、岩本、細川が登場すると、藤原らはテンションが上がり、当時の放送の裏話を真剣な表情で聞いていた。最後藤原は「相当熱量の高いドラマになっています」と語ると「クリスマスイブ、聖なる夜に聖なるエロを楽しんでください」とアピールしていた。