玉森裕太主演、現役の医師でもある作家 知念実希人氏によるシリーズ累計22万部突破のベストセラーが原作の土曜ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』。本日、最終話の追加場面写真が解禁された。
最終話の舞台は緩和ケア科。人生の最終章に差し掛かった患者たちの苦痛と向き合う指導医 窪啓太郎(髙嶋政宏)のもと、初めて担当医ではなく、主治医を任せられた諏訪野(玉森裕太)。しかしその相手はよく見知った広瀬(原田泰造)だった。主治医としてやりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてない」と静かに答える。
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そんな中、『警視庁捜査一課 桜井公康』を名乗る男から聞かされる広瀬の意外な過去。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で7年間服役していたということ。それが冤罪の可能性があること。そして最後に「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」――。自分自身に隠された真実にたどり着いた諏訪野。広瀬が抱えた罪を前に、諏訪野は主治医として、息子として、最後の謎に挑む。そんな最終話の見どころシーンのメイキング映像が本日解禁された。約4か月の撮影期間で育まれた絆を思わせるシーンも。感動の最終回の裏側をオンエアよりも一足先にぜひ確認してみては。
<最終話みどころ>
諏訪野(玉森裕太)は緩和ケア科で最後の研修を受ける。指導医の窪啓太郎(髙嶋政宏)から広瀬(原田泰造)の主治医に任命された諏訪野は、ベッドの上の広瀬に、やりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてないよ」と静かに答える。
お昼。研修医室はもっぱら進路の話題で盛り上がる。みんなは既に研修終了後の行き先を決めているようだが、諏訪野は広瀬のことで頭がいっぱいで、自分のことを考える余裕がない。
昼休憩を終えた諏訪野は医局へ向かう途中、「諏訪野良太さんですよね」と、男から声を掛けられる。男は『警視庁捜査一課 桜井公康』と書かれた名刺を出すと、「広瀬秀太さんのことで、ちょっとお話が」――。
諏訪野は桜井(山崎一)から広瀬の意外な過去を聞かされる。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で、7年間服役していたというのだ…。驚く諏訪野に、桜井は「広瀬さん、冤罪かもしれないんです。金は盗んでいない可能性がある。もしそうだとしたら、取り返しのつかないことをしてしまった…」。自責の念に駆られる桜井は、まもなく迎える定年前に白黒はっきりさせたいと広瀬に接触を試みるも、面会してくれないという。「広瀬さんに、私に、刑事に会うよう言ってもらえませんか?」。なぜ自分が、と尋ねる諏訪野に、「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」――諏訪野に衝撃が走る――!
――24年前、広瀬はビルの警備員をしていた。事件当日、広瀬の夜勤中に、ビルの最上階にある不動産会社の金庫から現金1億円が盗まれた。防犯カメラに、大きなボストンバッグを抱えて出て行く広瀬の姿が映っていたことから、警察が広瀬の自宅を家宅捜索したところ、盗まれた金の一部を発見。その際、広瀬が激しく抵抗し、捜査員の桜井に暴行したため、4月22日、現行犯逮捕されたのだった――。
当時を知る冴木(椎名桔平)の話では、逮捕された広瀬は家族に迷惑を掛けたくないと言って諏訪野の母と離婚し、その後一切の連絡を絶ったらしい。冴木の話を聞いても、「僕は、どうしたらいいんでしょうか」――諏訪野は頭の整理がつかない。混乱のまま広瀬の病室に入ると、「なんか悩んでる?」と広瀬に見抜かれる。それが進路の悩みだと勘違いした広瀬は「俺が考えてあげる!良太先生にぴったりの科!」とメモとペンを取り出して――。
ついに最終回!明らかになる親子の過去…近づいてくる父との別れ…。医者として、息子として、諏訪野にできることは――!?そして研修医たちが選ぶ研修後の進路は!?2年間の集大成、最後の研修が始まる――!!
▼メイキング映像
■『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』
2022年10月期 土曜よる10時~
(C)日本テレビ