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松下洸平の表情が物語る“バディ”の絆『アトムの童』結末に反響

TV 公開日:2022/12/13 3
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それにしても、あれだけ憎らしかった興津が最後、ここまで変わるとは思わなかったはず。那由他や隼人と握手を交わし、「ぷよぷよ、意外と燃えたな」と言ったときの表情はなんともいえなかった。


最後に那由他と隼人は公哉(栁俊太郎)の墓参りへ。海の見える高台の墓の前で、隼人は「聞いたか、あの拍手。あんなの聞いたら忘れられないよな」と切り出す。那由他がSAGASに残ってオリンピックでeスポーツに選定されるためのゲーム開発を続けていくことを予想していたのだ。「そうだな」と答える那由他に隼人は視線をはずす。そして少しうなずくと、「じゃぁ、やっぱりお別れだな、俺たちは」と隼人。まるで那由他の意思を尊重するため、涙をこらえて、邪魔はしたくはない…そう言わんばかりの隼人の思いが伝わってくる。すると那由他は「そうじゃねぇよ」と否定。


「ゲームの中は世界中どこだって繋がってる。俺と隼人だったら、ゲーム作るのに同じ場所にいる必要ねぇだろ。日本とシアトル7000キロなんてどうってことねぇ。だろ?」といい、「今回のことでよくわかった。俺は隼人と一緒にゲームを作っていたい。ずっとジョン・ドゥでいよう。世界中の人が楽しめるゲームずっと作り続けよう」と、隼人を見つめる。その目をまっすぐ見ながら、隼人は一瞬顔をしかめると「おぃおぃおぃ、公哉いま聞いた?こいつよくこんな臭いこと言えるよね?」と墓に向かって語りかけ、振り返ると「もう一回言ってみ」と。きっと隼人も照れ臭かったのだろう。


そんなやりとりにSNSでは「最後イチャイチャ見せられた」「たまらん」「隼人、最初から最後までカッコ良すぎるよ」「遠距離恋愛宣言」などという声も見られた。


ゲーム業界を舞台に那由他と隼人の物語がつづられてきたが、これからも2人は活躍していくのだろう。ジョン・ドゥの存在は、永遠に。


文:今 泉


(C)TBS


▼『アトムの童』レビュー一覧【1話~8話】







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※本記事は掲載時点の情報です。

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