いよいよ最終章に突入の火曜ドラマ『君の花になる』(TBS系、毎週火曜よる10時)。劇中だけでなく現実でもアーティスト活動を行っている期間限定のボーイズグループ「8LOOM」(読み:ブルーム)の人気が高まる分、終わりが近づく寂しさも同時に押し寄せる。
高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7人からなる8LOOMは、俳優やアーティストが混在するグループだが、演技経験の豊富な高橋、宮世、綱が芝居を引っ張り、八村、森、NOA、山下はパフォーマンスで引っ張る。と言っても、ダンスや歌で「経験者、未経験居るとは思えない」という声も上がるほど、グループとして完成度が高く、7人全員が輝き、誰も欠くことのできないグループだ。オーディションから約1年かけてトレーニングし、互いを高め合い、わちゃちゃしながら成長していく姿はファンを虜にし、『君の花になる』&『8LOOM』YouTubeコンテンツ総再生回数は4000万回突破。「メンバーみんなが魅力的」「全員推し!」と“箱推し”の声も多く、「レベル高すぎて期間限定もったいない」「どんどんレベルが上がっていってて、期間限定なのが信じられない」と解散を惜しむ声が続出している。
先週の第8話では、『CDTVライブ!ライブ!』とコラボした演出も話題となった。劇中では一部がドラマに組み込まれて放送されたが、そのパフォーマンスのフルサイズがYouTubeで公開されており、新曲『Forever or Never』を『CDTVライブ!ライブ!』のセットで披露するパフォーマンスをまるまる堪能することができる。ドラマのシーンのためだけではないパフォーマンスをしているのがアツい。
【詳細】8LOOMの躍進が止まらない、ドラマでもリアルでも魅了 『CDTV』演出も話題に
また、第8話では「8LOOMの役に立ててない」と思い悩むメンバー・なる(宮世琉弥)が『Forever or Never』のミュージックビデオの監督を行うという展開も。メンバーの真剣なパフォーマンスの様子は、なるの挑戦を全力でバックアップしているように見えると同時に、別バージョンのパフォーマンスビデオを見ているような感覚にもなる。そして、なるが撮影スタッフから「なるくんが撮ったものならファンは何でも喜ぶ」と言って空気が悪くなるシーンがあったが、なるの気持ちをメンバーも同じ表情で受け取ってから、「ほら なる!なる おまえも飯行くぞ~」と有起哉(綱啓永)がなるを半ば強引に立たせてご飯に連れ出す。その後、弾(高橋文哉)が「何か 今俺らにできることある?」となるに寄り添う。ドラマのストーリーではあるが、妥協せず、助け合って、仲の良さも伝わるシーンの後ろ側に、彼らが1年かけて築いてきた関係が透けて見えるような感覚にもなる。