水上恒司「不思議なご縁を感じる」 『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』5作品の出演者発表

TV 公開日:2022/12/09 11
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2023年、藤子・F・不二雄生誕90周年の年に、満を持して10作品を実写ドラマとして放送する。今回そのうちの5作品について、作品名と出演者が発表された。



藤子・F・不二雄 SF短編をドラマ化

国民的漫画家、藤子・F・不二雄は、「ドラえもん」「オバケのQ太郎(共著)」「パーマン」「キテレツ大百科」など児童漫画の名作の数々を送り出してきた。そんな藤子には、もう一つのライフワークがあった。「ドラえもん」の連載が始まる前年の1969年、大人向けコミック誌にSF「ミノタウロスの皿」を発表。その衝撃的な内容が評判となり、その後、生涯にわたり、刺激的でシュールな味わいのあるSF短編を多く執筆していたのだ。その作品数は110以上に上り、未知のウイルスによる未曽有の災厄、核戦争の脅威、食糧危機と超高齢化、神の領域まで浸食する生命科学技術など、まるで21世紀の世界を藤子が予見していたかのような物語が描かれている。藤子ファンにとっては、どれも傑作ぞろいと言われ、長年本格的なドラマ化が待ち望まれていたシリーズだ。



5作品の作品名と出演者発表

コロナ禍を彷彿(ほうふつ)させるウイルスのはびこる世界を描いた「流血鬼」(前後編)には、金子大地堀田真由加藤清史郎、締め切りに追われる漫画家がタイムスリップする「昨日のおれは今日の敵」に塚地武雅、人の心の声が聞こえる不思議な実を手にした青年の物語「テレパ椎」に水上恒司、食糧危機に陥った未来の老人の悲哀を描いた「定年退食」に加藤茶井上順、悪魔との魂の取引をコミカルに描く「メフィスト惨歌」に又吉直樹鈴木杏遠藤憲一といった、若手からベテランまで実力派俳優が揃った。未来への警鐘ともとれる普遍的な作品の数々がどのような映像になるのだろうか。刺激的で不思議でありながら、笑いも散りばめられた珠玉のエンターテインメントドラマに期待が高まる。


出演者コメント

金子大地/「流血鬼」

今回お話をいただいて初めて原作を読みました。今の世界にすごくリンクしていて不気味でヒリヒリするのですが、とても面白くて一瞬で読んでしまいました。僕が演じた少年はオカルトや吸血鬼伝説を信じていて、周りの人たちに「何言ってんだよ」と言われるのですが、それがだんだん現実になっていきます。自分自身ももしかしたら都市伝説が現実になることもあるのではないかと思う時があるので、少年の気持ちは想像しやすい部分が多々ありました。原作を読まれた方にはものすごく再現度の高いドラマになっていると思いますので楽しんでいただけたら嬉しいです。


堀田真由/「流血鬼」

少女Aを演じさせていただきました。衣装合わせの段階から原作に忠実に藤子・F・不二雄さんの世界観溢れるキャラクターを作り上げていくことがとても楽しくて仕方ありませんでした。ある人から見れば正しいことも違う人にとっては悪である。物の見方、それぞれの価値観を今現在を生きる私たちに問われた作品だと思います。私自身これまでにお見せしたことのない姿にも挑戦しているので是非、放送を楽しみにしていてくださると幸いです。


加藤清史郎/「流血鬼」

子供の頃から読んだり、観たり、ミュージアムに行ったりして触れてきた藤子・F・不二雄先生の作品に携われることが、何より嬉しかったです。『流血鬼』は、SFチックなお話ではありますが、40年以上前に描かれたものにも関わらず、それはよく考えてみれば、我々が生きる現代の生活にも起こりうると思える、あくまで"すこし・ふしぎ"な作品です。正義と不義は表裏一体。吸血鬼と流血鬼によるサバイバルを、どうぞお楽しみ下さい。


塚地武雅/「昨日のおれは今日の敵」

漫画原作であり、何より敬愛する藤子・F・不二雄先生の作品なので、まず見た目から似せたい!というところから始まりました。ご存知の方には似てる!と評判。ところが台詞覚えが大変!ほとんど1人喋りの27ページ。(締め切りに追われているのに寝てしまう)主人公と同じく途中で諦めて寝てしまう夜もあり…。笑。なので役作りはバッチリ!撮影時は台本、漫画を照らし合わせてと 2 倍の労力。コマや吹き出しに合わせるところ、でも現代に設定を変えているのと感情の言葉として変えた方が良いところ。そんなバランスも考えながら演じました。大変だった分、達成感も一入。忘れられない作品になりました。

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