第7話ラストであす花に想いを打ち明けた弾(高橋文哉)は、「週に1回ぐらいは花マル 書きたい」と8LOOMの活動に100%打ち込みながらもあす花と時間を共有したい気持ちを訴えた。
寮の屋上で弾とあす花がいつものように褒め合い励まし合っていると、たまたま居合わせた有起哉(綱啓永)に関係がバレてしまう。すでに弾の気持ちを知っていた なるは「一番 知られちゃダメなメンバーに知られたね」と落ち着いた様子。正直に弾が打ち明けると巧からは「花丸だけで弾はいいの?」と鋭い質問が。最終的に全員が納得すると栄治が「僕らだけの秘密にしないと」といつもの心配性な一面を見せる。8LOOMのメンバー間での話し合いではそれぞれの立場がすでに確立されつつあるようだ。
今回劇中で披露された新曲『Forever or Never』の歌詞は、葛藤する弾の気持ちを表しているように感じる。
曲を聴いたファンも「色々な葛藤がありのままに描かれてる歌詞」「めっちゃストレートな歌詞に直視できない」「歌詞が重めのラブソング」などとコメントしており、パフォーマンスのみならず歌詞についても興味を持っている様子。ドラマの物語やメンバーの気持ちとリンクする歌詞だからこそ、より一層視聴者の心に楽曲が届くきっかけとなっているに違いない。これはこれまでリリースしてきた曲全てに言えるのではないだろうか。視聴者に8LOOMの歌を聴かせ、歌詞、歌声、ダンス全てを届けることまでもが『君の花になる』のドラマの役割であり、試みなのかもしれない。そう思うと、このドラマの新しさや凄さを感じざるを得ない。
次回からとうとう最終章へと突入する。なるがあす花に言った「寮母辞めてもらえますか」の真意とは…。気になる第9話に注目だ。
文:SEN