ようやく帰宅した桜夜(古川雄大)。
「おかえりなさい。桜夜さん」
ユリは柔らかな笑顔で迎えるが、次の瞬間ドスッ!と桜夜のお腹にパンチを入れる。
「うっ!」
倒れる桜夜。さすがに驚きを隠せないギンジ(山中柔太朗)と省吾(七瀬公)。
「私が どんな思いで過ごしてたか、全部聞いて 全部受け止めて」
銃を持ったマフィアと行ってしまった桜夜の帰りを、不安と恐怖で待ち続けたユリは想いをぶつけ続ける。しかし桜夜も、部下の前では権威が失墜しかねない、とユリをお姫様抱っこで部屋に連れて行く。そんな二人のやり取りを暖かく見守るギンジと省吾。後ろ姿からもわかる二人の反応に、「ギンジと省吾さんが笑ってるのが素敵だった」とのコメントも上がっていた。
部屋でもユリはどれだけ辛かったか訴え続けるが、桜夜は「うん」としか返せない。
ヤクザの若頭は、死と隣合わせ。だからこそユリとの時間は大切にしたい。刹那的な桜夜の儚さを、古川雄大が「うん」という短いセリフと表情で魅せる。
「もう 自分でどうにかしようとしなくていいでしょ?生きてたんなら早く上書きして」
ユリのセリフで二人は異空間に突入。感覚がしびれ、意識まで飛びそうになるユリ。SNSでも「桜の間キターーー」「うわあああ」「桜の間の美しさよ」「イヤホン忘れたから聞けない」と盛り上がった。
ラストはついにマフィアのボス・セミリオ(黒羽麻璃央)登場。
「あの才臣が それで おしまい?随分 甘くなったようだ」
桜夜にやられ、包帯まみれでボロボロの仲間にそう言い放つ男。以前の桜夜はこれ以上恐ろしかったというのか。怪しい雰囲気を漂わせるのはセミリオだ。桜夜と真逆の白のスーツが眩しい。
「さあ…レディーにご挨拶といこうか」
まずはユリから攻めていくらしい。ユリが映る写真をなめ、高笑いする姿もハマっている。SNSでも、「セミリオもかっこいい」「セミリオ様最高すぎる」「セミリオが予想以上にセミリオ」「麻璃央くんセミリオ、迫力ーーーー!」とコメントが殺到している。次週の活躍も楽しみだ。