『invert 城塚翡翠 倒叙集』清原果耶“あざと賢く”犯人弄ぶ、小芝風花とのじゃれ合いも視聴者虜に

TV 公開日:2022/11/21 8
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そして『invert 城塚翡翠 倒叙集』は最初から城塚翡翠があざとさ全開で犯人・狛木繁人(こまきしげひと)の“完璧なアリバイ”に臨むのも大きな見どころだ。


「鉄壁さん」「プログラムさん」と一般名詞に謎の“さん付け”をし、「あれれ?」だの「うっかりさん」だのあざとすぎる言葉を次から次へと並べ立てる翡翠。しかし狛木は、そんなベタベタな翡翠のアプローチに簡単に心をからめとられ、だらしなく鼻の下を伸ばす。すべての事情を把握している視聴者の目線で見れば、狛木の舞い上がり方はどこまでも滑稽なのだが「全部翡翠ちゃんに騙されてると思うと犯人かわいそうだな」「狛木さんが不憫に思えてくる」「翡翠ちゃんが強すぎて狛木がんばれって思っちゃうww」と同情してしまう声も散見された。




とりわけ衝撃的だったのがラストシーン、種明かしをされた狛木が「たとえ仮初のものであっても、あなたと一緒に過ごせてよかった」と翡翠に想いを伝えた際の「私はそうでもありません。あなたが私に引かれたのは、私の外側にだけ」というセリフも強烈だった。「バッサリ!!」「翡翠ちゃん辛辣…」「容赦のない女」とSNSでは驚く声が相次いでいたが、しかしこれは容姿に恵まれ過ぎた翡翠ならではの、もしかすると、切実な悩みなのかもしれない。


ところで『霊媒探偵』にて“透明な悪魔”に内部情報を流してしまうという重大なミスを犯した鐘場正和(及川光博)だが、階級が警部から警部補に一段階落ちるだけで済み、無事に捜査一課に復帰できた。


しかしこれは翡翠によれば幸運なことのようだ。なぜ鐘場は降格処分だけで済んだのか。「また、警察庁に利用されてんだろ?」という鐘場の言葉にヒントがありそうだが、その詳細は第1話だけでは分からなかった。さらに2人の関係も気になる。鐘場が「翡翠」と名前呼びしているところに、仕事以上の繫がりがありそうな気配も漂う。今シリーズでは謎めいた翡翠のバックグラウンドが明かされることになるのだろうか。


作風一新で迎えた『invert 城塚翡翠 倒叙集』の第1話。シンプルで奥が深い倒叙ミステリーと、テンポのいいヒロイン2人の掛け合いとの両輪で、視聴者をぐいぐいと引っ張っていってくれる見ごたえのあるドラマが幕を開けた。物語を縦に貫くであろう “城塚翡翠は何者なのか”という謎も提示されており、今後の展開から目が離せそうにない。次週11月27日の放送は『特別編』とのことで、“透明な悪魔”逮捕までの裏側が明かされるという。物語としては1週飛ぶことになるが、『特別編』にも注目しつつ、次のエピソードを待ちたい。




■日曜ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』
毎週日曜よる10時30分 放送

(C)日本テレビ

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※本記事は掲載時点の情報です。

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