毎話オカルトとミステリとを巧妙に組み合わせた展開で切なく幻想的な物語を見せてくれるドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(よみ:れいばいたんてい・じょうずかひすい 毎週日曜よる10時30分)。本作は“霊が視える”という能力を持つヒロイン・城塚翡翠(清原果耶)が、死者からのヒントを頼りに、推理作家・香月史郎(瀬戸康史)とともに難解な事件と向き合っていく物語。
【関連】『霊媒探偵・城塚翡翠』サブタイトルが伏線?異例の“最終話”に向け考察白熱「まさか、、」
登場人物全員が怪しく見える不穏な展開、翡翠が消えるという衝撃のラスト、そして「あなたは騙されている」という一言を盛り込んだ予想外のエンディングで、視聴者を唖然とさせた第4話。一体だれが“透明な悪魔”なのか。モヤモヤしたまま1週間を過ごした視聴者も多いに違いない。そうして迎えた第5話は「すべてが伏線」の謳い文句に偽りない怒涛の伏線回収を見せつけ、原作未読の視聴者はおそらく誰一人として予想のできない前代未聞の“最終話”を叩きつけてきた。
(次ページより第5話ネタバレあり)