『祈りのカルテ』玉森裕太、原作者 知念実希人氏からリアルな“研修医ぶり”絶賛「凄いな」

TV 公開日:2022/11/10 0
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原作者 知念実希人氏のインタビューが到着した。



――主人公・諏訪野を演じる玉森さんと対面されていかがでしたか?

やっとお会いできて嬉しかったです。素の玉森さんがかっこいいというのはもちろんですが、役に入ると「こういう研修医って本当にいるな」と思わせられました。真面目で、かつ仕事ができるタイプの研修医ですね。玉森さんは今32歳だと伺いましたが、役に入ると諏訪野の年齢までぐっと印象が若くなる。役者さんって凄いなと思いました。


――今回現場に入られたのは研修医室のシーンでした。

研修医同士、同期の関係性がすごくリアルで、自分の研修医時代を思い出しました。実際の研修生活の中でも指導医の先生がすごく厳しかったり、ハードワークが続く科があったり、それぞれに大変な研修先もあるんですけど、そこを同期の絆でお互いを支え合ってやっていくんです。カメラが回っていないところでも、玉森さんはじめ研修医を演じられる役者のみなさんからそういう雰囲気がとても出ていて、すごく良かったです。


――ドラマのオンエアをご覧になっていて、知念先生の想いをお聞かせください。

毎回指導医にゲストでいろんな方に出演いただいていますけれど、研修医との関係性がすごく良いですよね。単にそれぞれの科の仕事を一つ一つ教えるだけではなく、その上で自分自身のプロとしての姿もちゃんと見せていく。自分の姿を見せて、医者とはどういうものなのかというのを教えていくんですね。実際に自分のまわりにいた素敵な指導医の方々の顔を思い浮かべました。皆さんリアルに演じてくださっていて、すごく嬉しく思っています。


――原作者から見た後半戦の見どころについてお願いします。

現実でも、本当に最初は何もできない、言ってしまえば「役立たず」の研修医たちが、2年の研修期間を終えるとしっかりとした戦力になるんです。2年間でいろいろな科を回って、いろんな人に出会って、いろいろな経験をして。その中にはもちろん辛い経験もいっぱいあると思うんです。そういう経験をしながら、プロとして一人一人がどんどん違う形で成長していって、「自分がどういう医者になるのか」というのを見つけていく。

『祈りのカルテ』はそういう物語でもあります。第6話からは諏訪野たちの研修医生活も2年目に入ります。ミステリーとしての面白さと同時に、彼らの成長、人生の分かれ目にも注目していただければと思います。


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