火曜ドラマ『君の花になる』(TBS系、毎週火曜よる10時~)が25日、第2話を迎える。先週の第1話では、さまざまな種がまかれた。
本作は、原作のないオリジナルストーリー。挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(本田翼)が、崖っぷちのボーイズグループ・8LOOM(読み:ブルーム)の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かっていく物語。
ドラマ劇中だけでなく現実でも期間限定でアーティスト活動を行う8LOOMのメンバーを高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝が演じる。
第1話では、8LOOMのリーダー・弾を演じる高橋文哉が「今まであまりやったことがない」というツン多めのツンデレキャラで、寮母となったあす花ややる気のないメンバーに「なれなれしくすんな」「こいつら、ここ最近ずっとたるんでっから」とピリついた空気が漂う。YouTubeなどにアップされている密着動画での距離感ゼロな仲の良いグループの雰囲気とはまた違った8LOOMの姿があった。
しかし、そんな中でも、弾をさりげなく気にかける なる(宮世琉弥)の視線や、「8LOOM集合!」とムードを明るくする有起哉(綱啓永)の一声、ネガティブ思考をのぞかせる栄治(八村倫太郎)の愛嬌、夕食のメニューや社長の匂いも嗅ぎ分ける竜星(森愁斗)の無邪気さ、ポツリと天然の一言で空気を変える巧(NOA)のピュアさ、洗濯物のかごを用意する世話焼き・宝(山下幸輝)の愛らしさなど、メンバーの魅力が見え隠れ。もう一度あきらめずに一つになって、人生のかかったステージで渾身のライブパフォーマンスをする7人の姿が映し出された。
また、8LOOMのマネージャー・ケンジを演じる宮野真守のクセ強キャラも大きな話題に。放送前に「キレがすごい」とキャストが口をそろえていたが、名刺一つ渡すにもジャケットを大きく翻し名刺はヒラリと飛び、差し入れにはパイナップル。一瞬画面に映るだけでそのクセの強さを必ず残していくさすがの存在感で大いにドラマを盛り上げた。