高橋メアリージュン主演のドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』の第6話が10月25日深夜よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送となる。地上波放送に先駆け、dTV/Netflixでは第6話が配信中だ。
爽快なラストで幕を閉じた第5話を経て、安藤〔アンドウ〕(岡崎体育)や愛沢浩二〔アイザワコウジ〕(中尾明慶)をはじめとしたキャラクターたちの状況が好転する、とはならないのが実写版ウシジマシリーズの魅力であり恐ろしいところだろう。
第6話では改めて、犀原茜〔サイハラアカネ〕(高橋メアリージュン)が決して正義の味方ではないことを思い知らされる。そんな犀原からいきなり無理難題を押し付けられる硲悠斗〔ハザマユウト〕(宮世琉弥)や、シリーズファンにはおなじみの宇津井〔ウツイ〕(永野宗典)の現在と恋など、第6話の見どころをネタバレなしで紹介していく。
▼第5話見どころはこちら
【関連】『闇金サイハラさん』高橋メアリージュンと緊張の対峙、“底辺オタク”岡崎体育が見せた意外な一面
“偶然”にも豚塚こと石塚〔イシヅカ〕ミノル(手塚みのる)が営むライバル店にトラックが突っ込んだことで、ピンチを脱することができた愛沢。そのまま通常営業に戻ればいいものを、彼に余計なひらめきが降ってきてしまった。
妻・明美〔アケミ〕(木南晴夏)や従業員・石原〔イシハラ〕(笠原紳司)に「想像しただけでてんやわんやだよ」とダメ出しされながらも愛沢はその“画期的なアイデア”を強行するのだが…。
第6話には半地下アイドルGQGにハマっているエリート会社員・田中〔タナカ〕(勝村政信)も登場。脳内でGQGのプロデューサーに就任している彼は、手始めに推しのメロりん(矢崎希菜)をメンバー内で1位にするという目標を立て、物販に集まるオタクたちを金の力でねじ伏せることに。しかしその行動により、以前オークションで田中と競り合った安藤がなぜか闘志を燃やし始めるのだった。
第5話で大金を手にしながら、意外に誠実な一面を見せてくれた安藤。前回の一幕を経て成長したかと思いきや、根っこの分は変わらず。金にものを言わせる田中を勝手にライバル視し、自分の懐の限度を超えてGQGのちこ(和内璃乃)に貢いでしまう。犀原に借金を“ジャンプ(※返済の先延ばし。その場しのぎで、とても危険)”してくれるよう頼んだ安藤を待ち受けていたのは、第5話にも登場したパスタのハレツ盛り。線が細いアイドルのメロりんとは違って安藤なら余裕なのでは…という視聴者の疑問を、またしても明らかになる安藤の意外な一面が見事に裏切っていく。