カンテレが新たに新設した深夜ドラマ枠「EDGE」にて放送される連続ドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』。本作で、男装イケメン女子を演じるのが、元宝塚歌劇団男役スターの七海ひろき、瀬戸かずや、如月蓮という豪華ラインナップ。宝塚歌劇団では、瀬戸と如月が同期で、二人の1年先輩が七海という関係性だったが、映像作品という現場で改めて共演したことで、どんなことを感じたのだろうか――。3人がぶっちゃけトークを展開した。
宝塚男役スターが集結!
本作は、webマンガ雑誌「ガンガンONLINE」で連載中の蒼川ななの人気漫画を実写ドラマ化したラブコメディ。女子と縁がない大学生3人組が出向いた合コンにやってきたのは、超絶イケメンの男装女子だった……という驚きの展開から物語はスタートする。七海は主人公の王子様系男装イケメン女子・蘇芳(スオウ)を、男装BAR「Rose」のオーナーでクール系男装イケメン女子・藤(フジ)を瀬戸が、「Rose」の店員で俺様系男装イケメン・琥珀(コハク)を如月が演じる。
――本作への出演が決まったときの率直な感想を聞かせてください。
七海:原作を読ませていただいて、すごく面白い作品だなと思ったので、本当に楽しみだなと思いました。
瀬戸:私は宝塚を卒業してからドラマの仕事をさせていただくのが初めてだったので、新たなチャレンジができるんだという緊張とワクワクが入り混じった感情になりました。また皆さんと一緒に男装にチャレンジできるというのは、これまでのキャリアを活かせるなと思ったので、楽しくできればなと感じました。
如月:原作を読ませていただいて、とても楽しい話だなと思いました。そんな作品に自分が出演させてもらえるなんて、人生ですごくいいことが起こっているぞっていう感じ(笑)。そして七海さんや瀬戸さんともかかわりが深い時期が長かったので、またドラマという現場で一緒にできるのがワクワクしました。
――3人が揃うというのはファンも奇跡的なことだと感じますが。
七海:蓮くんとは宝塚時代一緒だったので、安心感がありました。瀬戸さんとは実は宝塚時代は一緒にやったことがほとんどなかったので、客席から見ていた瀬戸かずやさんとはまた違う部分を発見できているので、とても撮影をしていた楽しかったですね。
――ドラマの撮影というのはいかがですか?
七海:映像の作品に出るのが初めてだったので、戸惑うこともあったのですが、撮り方一つで表情の意味がまったく変わってくることもあり、奥深さを感じています。これまでドラマなども観ていたのですが、やってみて初めて分かることも多く毎日が発見でした。
瀬戸:私はドラマっ子で、撮り溜めした作品を一気に観ることも多かったので、「こうやって作っているんだな」と知ることができて、より深く作品を観ることができるかなと思っています。ワンカットにかけるスタッフさんたちの思いが素晴らしく、本当に素敵な経験をさせてもらっているなと感じる日々でした。
如月:私はカメラの位置に慣れずにびっくりすることが多かったですね。これまで舞台を経験していて、表に立つのは私たちでしたが、その裏でスタッフさんたちにたくさん支えてもらっていたなという実感があったのですが、ドラマの現場も本当にたくさんのスタッフさんがいて、ありがたみを実感しながらの撮影でした。
――瀬戸さんはドラマっ子とお話しされていましたが、好きな作品などはありますか?
瀬戸:私は玉木宏さんが好きで「のだめカンタービレ」のDVDはドラマも映画も持っています。
七海:私も好きだよ(笑)