『新・信長公記』最終回まで「可愛くて熱い」、永瀬廉ら“武将”の青春は続く

TV 公開日:2022/09/27 14
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この夏、私たちに熱い青春を見せてくれた『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週日曜よる10時30分から放送)。こんなにも一緒に盛り上がることができたのは、俳優陣が“武将”としてそこに存在していたからだろう。回を重ねるごとに団結していく武将たちと、ドラマ公式SNSにアップされるオフショットでの、距離が近づいていく俳優陣がリンクしているかのようで、SNSでも「キャストのみんなが仲良く楽しく演じてたのが作品にも出てたと思う」「特進クラスの友情とか絆の強さとかが伝わってくるいい演技」と話題に。最終話を前に公開されたクランクアップ映像からも、現場の雰囲気の良さが溢れていた。様々な青春が詰め込まれていた『新・信長公記』。この夏の思い出として、これからも大切にしていきたい。

(以下、第10話(最終話)ネタバレあり)



「ハッピーエンドが見たい」「どうにか未来が変わってほしい」とラストに注目が集まっていた最終話。“さだめ”通りだと、武将たちは血に抗えず戦い続け、18歳まで生きられない。戦いの中で、クローンの徳川家康(小澤征悦)が“家康の血”に目覚めることに期待していた理事長(柄本明)。実は徳川家の末裔で、江戸幕府の復活を目論んでいた。黒幕である理事長との戦いこそが、“最後の戦い”だったのだ。



「信長、策はいらんか?」と話す黒田官兵衛(濱田岳)が黒田官兵衛らしくて感慨深い。しかし織田信長(永瀬廉)が返した「策などいらん。貴様らがいれば」というセリフで、これから武将たちはクローンではなく“自分”の人生を生きていくのだと印象付けられた。みんな武将の個性を持ちつつも、自分自身を生きている。


理事長は、武将たちに「悲しい悲しい おのが行く末の話を知っているのか」と揺さぶりをかけるが、彼らは既にその“さだめ”を受け入れて一歩踏み出していた。「俺たちは 次に生まれ変わっても、また同じ道を選ぶ。そして…俺たちは また出会う」と言い切った豊臣秀吉(西畑大吾)。彼が一番強くなったかもしれない。本来持つ人たらしの天賦の才、天下統一を成し遂げる芯の強さとカリスマ性。西畑大吾がメリハリをつけて演じ、「可愛くて、頼りになる」そんな不思議な魅力を持つキャラクターとなった。


そんな秀吉の言葉で、武将たちは一気に戦ムード…と思いきや、本多忠勝(阿部亮平)から「信長、心の底から…お前を愛してる」とまさかの告白も。信長も「愛してるぞ。最高の友だ」と返し、“徳川四天王”はもちろん、SNSでも「両想いおめでとう!」「1話目からずっと応援してた」「裏のヒロイン本多よかった」と祝福が相次いだ。この緩急も『新・信長公記』の魅力だ。コミカルなシーンにもキャラクターへの愛情が溢れ、幸せな気持ちにしてくれる。登場人物が多い学園モノであるにもかかわらず、ひとりひとりの良さが丁寧に描かれている。


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