『魔法のリノベ』最終話を噛みしめて「温かい気持ちに」月曜夜の楽しみとなった幸せ

TV 公開日:2022/09/26 32
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波瑠主演、間宮祥太朗が共演する月10ドラマ『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系)が先週19日に最終回を迎えた。「感動した」「素敵なドラマをありがとう」という反響とともに、「すごく寂しい」「ずっとずっと続いてほしかった」と名残惜しむ声が続出。月曜の楽しみであり、癒しでもあった『魔法のリノベ』を最終回とともにこれまでを振り返り、まだまだあの多幸感を噛みしめていたい。


(以下、第10話ネタバレあり)



最終話の中盤、まるふく工務店を去ってしまった小梅(波瑠)に帰ってきてほしい玄之介(間宮祥太朗)が、小梅から学んだことを一つ一つ伝える場面がある。ここで語られる玄之介の言葉には、これまでの2人の全てが詰まっていると言ってもいいだろう。


第1話で小梅のダメ出しにあった、営業に行くときは「五感を研ぎ澄ますこと」。詫びることも大事だが、時には「腹を割ること」も必要なこと。次男が姿を現したときに学んだ「怒りたいときは怒っていいこと」。「時には思い切って踏み出すこと」は第8話で小梅と玄之介の関係が進展したきっかけ。「舎利バテに気を付けること」は恋のライバルに向き合う時や気合いを入れなければいけない時に必須だ。


さらに玄之介が小梅と出会って人生をリノベしたからこそ気付けた言葉が続く。
「プレゼン帰りの夕日がすっごくきれいなこと」
「日が高いうちに飲むビールがうま~いこと」
「毎日はこんなにも楽しいんだってこと」
「一緒にいたい人と一緒にいるのが幸せだったこと」


玄之介がしっかりと小梅に正面から向き合う。それに対して「何であんな幸せなんですか?」と泣きながら訴える小梅。想っていることをお互い真っすぐに伝えあえるようになった2人を見ていると、これまで積み重ねてきた軌跡を思い出さずにはいられず、涙が込み上げてくる。この2人のやりとりは「すごく感動」「秀逸」「温かい気持ちになりました」と視聴者の心を温かくした。そしてこのシーンでは玄之介演じる間宮の表情に釘付けになってしまう。小梅を見つめる優しい眼差しは愛情が溢れており、その場の空気を包み込んでくれるような安心感があった。



今回、思いのほか大活躍したのが小梅の元彼・久保寺(金子大地)。いつの間にか「小梅マニア」化していた彼は、まるふく工務店を思ってグローバルステラDホームに戻ってきた小梅に対して「ちゃんと自分の想う人生を生きれてますか?」と問いかける。続けて小梅に背を向けつつ「有川部長のことは俺がなんとかしますから」とカッコよく決めた。が、久保寺の本領発揮はここから。小梅がいるのかいないのか不安になって振り返ってみると、やはりいなかったという落ち。これだから憎めないのだが、最終回では頼もしい瞬間も。円卓の部下団率いる有川(原田泰造)に「何すか?円卓の部下って。中2っすか?」と啖呵を切る。これには「久保寺グッジョブ」「ビシッと言ってくれた」とスッキリ感を与えてくれた。もちろん最後は三津井(山下航平)に持っていかれるのもお約束な流れ。始めの頃のクズな印象があるからこそ、回を重ねるごとに良い奴化が見られ、最終的には「MVPは久保寺くん」「久保寺カッコ良かった」「久保寺サイコーーー」と言わしめた。久保寺という役柄をここまで愛着が湧くコミカルなキャラクターに変化させた久保寺演じる金子大地に、これからも注目したい。


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