きれいごとだけじゃ生きていけない。第6話、1才になる双子のパパ・高梨さん(ウエンツ瑛士)は制度があると言っても育休を取るのは難しく、保育園に入れたくても全員が入れるわけではない。それでも夫婦が互いを思いやり、小さなことから意識を変えていくことで変えられるところもある。電車から手をふる、笑顔を取り戻した家族の光景と、顧問弁護士がどーのこーの言っている石子と羽男の平和なやりとりが繰り広げられていた。
些細なことが人生を狂わせる。石子が事故をたまたま目撃しそれがトラウマとなり司法試験に落ち続けているように、逆に一つの小さなきっかけで人生を良い方向に変えられる可能性だってあるんだと石子は信じてきた。暴力で支配してきた父親(野間口徹)を訴えることにした少女・美冬(小林星蘭)の勇気。友人・ひな(片岡凛)とともに軽い足取りで笑顔で支援センターに入っていく姿を石子と羽男の優しい笑顔が見送った。
隠れ家を売りにしている創作料理店の主人・香山(梶原善)は、口コミサイトに店の情報が載ってしまい削除を訴えたが、そこには息子夫婦たちが父を思い店を思う気持ちがあった。息子の意見も取り入れ、「新メニュー考えたんだ 味見してってくれよ 3人で」と、これから生まれる孫も含めた家族に歩み寄った店主の言葉に、笑顔の息子夫婦。石子もまた、父・綿郎(さだまさし)が母を苦しめたという思いを持っていたが、「苦労させてしまって ごめんなさい」と頭を下げる父に「そのままでいてください」と受け入れ、敬語をやめた。
第9話、放火の疑いで逮捕された大庭の不起訴処分決定を知らせる検事からの電話。大庭のようにまっすぐで真面目な人間も、何も関係のないその弟・拓(望月歩)もトラブルに巻き込まれた。いつもフワフワと冗談めかしている羽男が「ありがとうございました」と深々と頭を下げ、その横で石子も同じように頭を下げた。石子と羽男を信じて声を上げ、二人があきらめないで動き続けた結果、大庭はまぶしそうに空を見上げ、石子と羽男のいる笑いのある日常に戻ってきた。
「人生って 案外短いんだよ 後悔のない人生なんて ないけど 一つでも少ない方がいいんじゃない?」
最終回で綿郎が石子に手渡した司法試験の願書。それを見て、ふっと笑えるようになった石子は、父との関係同様、自分のトラウマに対してももうすでに一歩踏み出せていたのかもしれない。
石子と羽男が守った大庭兄弟の日常。拓が青空を家の中から穏やかな表情で見上げる様子と、「晴」と青色で書いた作品がまぶしく見える。
「ずっと晴れていれば 傘もいらない」
そんなまぶしい日常が広がっていてほしいと願わずにはいられない。
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