『初恋の悪魔』考察だけじゃない、小ネタの数々にネット沸く 森園の活躍&鋭すぎる小鳥に反響

TV 公開日:2022/09/22 10
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他にも小鳥琉夏(柄本佑)のストーリーの核心をつく、鋭すぎる台詞も健在。「古今東西ちょっとコンビニいってくる、たばこ買ってくるは、コンビニに行かないし、たばこも買わないの!」の台詞には思わず「うんうん!」と頷いてしまったし、雪松署長(伊藤英明)の息子・弓弦(菅生新樹)の違和感に気づいたのも琉夏だった。そんな琉夏だが、馬淵と一緒に雪松の家の前で張り込みをしている時、馬淵の耳だけを延々と「だって暇なんだもん」とデッサンし続ける様子は笑いを通り越して少し狂気を感じてしまう場面もあった。


そして印象に残る台詞に溢れていたシーンとして挙げたいのは、一連の事件に雪松が関与していると確信し、鈴之介と悠日が2人で雪松の元へ向かうシーン。「こうして歩いてると、僕も刑事になった気分です。バディみたいじゃないですか」と悠日が語り掛けると、鈴之介は「迷惑だ!」とピシャリ。「思い返せば、初めて君が家に来た時からずっと迷惑だ。あの時君が来なければ、僕はこんな目にあわなかった。」と鈴之介が言うと、「友達ができた、好きな人ができた」と悠日が返す。

2人の悪態が混じりつつのテンポの良い会話に、これまで1話から見てきた視聴者にとってはジーンとしてしまうやりとりだったことに間違いない。これは偶然だろうか、二人で並んで歩く時、最初歩幅がバラバラだったのが、会話をしているうちに徐々に歩幅も手の振り方もシンクロしていく様子がみられた。




友人であり、同じ人を好きになった二人。これを“気が合ういいバディ”と呼ばずして、なんと呼ぶだろうか。そして極めつけはラストの「僕は君の名前を知らない」と言った鹿浜に、「馬淵でしょ!馬淵悠日。総務課…無職の馬淵悠日!」と第1話から繰り返して言っていたおなじみの挨拶が交わされた。唯一いつもと違うところが“無職の…”と言い直してしまったところではあるが、その台詞に「やはり災難でしかない!」と返す鈴之介もおなじみの鈴之介で、この一連のシーンがまさに第1話から2人が築いてきた関係を象徴する場面のように感じられて、感慨深くなる。


ドラマの本筋ストーリーでは、真犯人がわかったかと思いきやラストのラストでガラリと一転し、誰が犯人なのか、事件の真相はいったい何なのかがわからなくなり、混沌とした状況になっている。最終回目前で最高潮の盛り上がりをみせている本ドラマだが、あらためて第9話を見返し、小ネタや台詞を味わいながら、24日(土)22時より放送の『初恋の悪魔』最終回を待ちたい。

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※本記事は掲載時点の情報です。

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