3日目で捜索終了の指令が冬美のもとへ入る。もちろん、宙は納得いかない。「捜索終了が決定事項だってことも、すげー身勝手だってこともわかっています。でも…それでも、俺はあの子を救いたい!!」。顔中泥だらけになり、目に涙を浮かべ、訴える宙。そのとき、少女に渡した笛の音が聞こえた。だが、ほかの隊員は誰も聞こえてない。単なる宙の幻聴なのか…それでも助けたいのに助けられない宙の思いが、上司の命令には絶対に答えていた冬美の心を動かした。
「これより部隊の捜索活動を継続する」
だが、日も暮れ、夜間の捜索活動を続けるも、手掛かりはいまだ見つからない。宙も気力だけで動いている様子。そこへ響く足音。「馬場良成、ただいま戻りました」と、馬場が復帰宣言。
宙と正面から見つめあい、ほんの少しだけ口元をゆるめる馬場。同じように宙も、優しい笑顔をわずかに見せた。まるで“やっぱり戻ってきたな。わかっていたよ”と言わんばかりの表情。宙がまっすぐ手を出すと、グータッチで答えたときの2人の友情が、この後の満面の笑みに表れていた。
とはいえ、いまだ少女は発見されず、現場もいつ土砂崩れが再び起こるかわからない危険な状況。そこへ弱々しい笛の音が。今度は宙だけでなく、馬場たちも聞こえていた。必死に探す宙たちの前に、小さな子どもの手が。動いた手を見て「生きてる、生きてます!」と声をあげる宙は、ついに女児を救出。同時に両親も発見された。
感動の救出シーン。少女をヘリコプターへ搬送したときの宙は、大きな喝采をあげることもしない。以前の宙だったら、きっと大騒ぎしていたに違いない。喜びたい心情を抑え、優しく遥をのぞき込んだ宙は、成長した1人の自衛隊員の姿だった。
宙のアツい思いに動かされたのは、馬場や冬美だけではなかった。救出作業をニュースで見ていた芝山も、再びオリンピックを目指すことを宙に告げる。まさにすべてが丸くおさまって大団円。
いやちょっと待って、冬美との関係は?
屋上に呼び出された宙に、冬美はアメリカの陸軍学校に留学することになったことを打ち明ける。約1年行くことになった冬美に「そうか。めでてぇ話だな」という宙だが、なんとなく寂しそう。「じゃ!」と言ってその場を立ち去ろうとした冬美だったが、すぐに戻ると宙の襟もとをつかみ、キス。
仕事だけでなく、恋愛でもカッコよさを見せつけてくれた冬美。キスをされた後、夕日をバックに清々しい笑顔を浮かべた宙の表情が印象的だった。SNSでも「ちょっ…まいやんと町田くんのキス…美しすぎるんだが」「最後の胸ぐら掴みキスは反則過ぎもうキュンとなるよ」「キスシーン最高だわ、美しいです、綺麗です」と多くの声がささやかれた。
終わってみれば、笑いあり、涙あり、町田啓太の肉体美ありと、陸上自衛隊を舞台にしたまさにアツき青春ドラマだった。宙と冬美の今後の関係も気になるところだが、ひとまずこれにて閉幕。
文:今 泉
©フジテレビ
▼関連記事
}/
























