『闇金サイハラさん』高橋メアリージュンの狂気健在、ヤクザもドン引きの立ち回りが見事

TV 公開日:2022/09/20 4
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高橋メアリージュン主演のドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』が9月20日よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送となる。地上波放送に先駆けて13日深夜、dTV/Netflixにて先行配信がスタートした。



待望の新シリーズは、冒頭から前作に劣らないバイオレンスでブラックなユーモアが満載。主人公・犀原茜(さいはら あかね)役の高橋メアリージュンの狂気に満ちた演技はもちろんのこと、硲悠斗(はざま ゆうと)役の宮世琉弥が見せる体を張った演技にもヒヤヒヤすること間違いなし。今はまだ安全な場所にいる一般人たちがどのようにして闇金の世界に関わっていくのか。裏の世界に染まりきっていない硲が今後どうなっていくのか。新章の幕開けにふさわしい満足感溢れる第1話となっている。

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2010年から約6年にわたって続いた実写版『闇金ウシジマくん』。シリーズ待望の新章となるのが本作、ドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』だ。


主人公の女闇金・犀原茜は、映画Part2から登場し、狂気に満ちた取り立てで視聴者を震え上がらせた丑嶋馨(うしじま かおる)(山田孝之)の最大の宿敵。女性でありながら非合法な金貸しとして生きる彼女が裏社会で生き抜く様が、本作で描かれる。


第1話はチンピラ風の若い男・硲(宮世)がクラブの従業員にキレているシーンから始まる。店が提供する酒に文句があるらしい硲のもとへやって来るのは、剣吞な雰囲気をまとった中年の男・村井(マキタスポーツ)。ためらいなく殴り掛かってくる村井に硲はなすすべなくボコボコにされるのだが、しかしそこには“ある目的”があった…。


期待通りのスリリングさで幕開ける『サイハラさん』は、終始バイオレンスでブラックな笑いの連続だ。ヤクザ・熊倉(光石研)と手下との“数え間違い”や、めちゃくちゃな論理でアイドルを“水責め”にする犀原など、笑っていいのか迷って、結局笑ってしまう。そんな『ウシジマくん』シリーズの醍醐味と呼べるシーンがテンポよく展開され、ラストまで一瞬たりとも飽きが来ない。


暴走族総長からラーメン屋店主に転身した愛沢浩司(中尾明慶)をはじめとするお馴染みのキャラクターはみな相変わらず個性的だが、本作から加わった新キャラクターもかなり癖が強い。勝村政信演じる東大卒のエリートサラリーマンも、岡崎体育演じるアイドルオタクも、見ていて「こういう人いるなあ」と感じさせてくる。『ウシジマくん』シリーズから変わらない生々しいキャラクター造形と役者陣の演技に、ワクワクとゾクゾクが止まらない。第1話時点では犀原と接点がない彼らだが、今後どのように闇金の世界と関わっていくのだろう。


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