『石子と羽男』中村倫也の割り込みに感情バグる「神シーン」第1話から繋がる軌跡

TV 公開日:2022/09/15 40
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「泣けるのに笑っちゃう、感情ごちゃごちゃ」「最高に大好きな名(迷?)シーン」「感情バグりまくり」「神シーン」と大反響を呼んだ第9話のハグシーン。絶妙なバランス感覚で進んできたこのドラマらしい名シーンだったと言えるだろう。


今週ついに最終回を迎える『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系、毎週金曜よる10時~)。第9話でこのシーンを迎えるまでには、これまでドラマが第1話から積み重ねてきたシーンやセリフ、変化や歴史を思い起こすような場面がたくさんあった。(以下、第9話一部ネタバレあり)



第9話。この先の職場について、父・泰助(イッセー尾形)の威圧的な言葉に瞬間的に涙目になるほどのダメージを受けた羽男(中村倫也)だが、「石」と登録された石子(有村架純)の着信に「あの~土曜日なんですけど~」とクレヨンしんちゃん風(?)の声で応答。第2話、姉からの着信を見ただけで手が震え、ひとり自宅で真っ黒いオーラを放っていたことや、第4話で家族との食事会のあと負のオーラを引きずったまま石子からの電話に出たことを考えると、羽男の変化や羽男にとっての相棒・石子の存在が大きくなったことが感じられる。


石子と羽男の関係性は、もはや遠い昔のように感じる第1話を今見てみるとまるで違う。羽男が「Sono contento」とイタリア語で天才ぶって、石子がブランディングを見破り「ソノコンないです」と言い合っていた頃が懐かしい。第9話で大庭(赤楚衛二)が逮捕され、二人は少し言い合いになるが、石子は「すみません 八つ当たりをしております」と言い、羽男は「動揺してるよね 俺はめっちゃしてる」と返す。お互い素直に気持ちを打ち明けられる関係に。


そして羽男の中には石子の精神が。これまで何度も「弁倫!」と石子の指摘を受けてきた羽男。大庭の無実を信じたくても「信じたいって気持ちで動いてたら アレでしょ?(石子のマネをして)弁護士倫理に反します でしょ?」と第9話では逆に石子を諭す。大庭から弟のことを聞かされた時も「フラットな立場で調べるよ」と石子が隣にいなくてもその精神は変わらない。
また、第1話でカフェの店員が示談に応じないと羽男はすぐに「諦める」宣言。石子は「はあ?諦めるのが早すぎます」と言い合っていたが、第9話では「話してくれるまで 俺が何回でも会いに行くから」と羽男が石子を励ました。


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