『ユニコーンに乗って』最終回 心がギュッとなる切なさの行方、温かさと希望を信じて

TV 公開日:2022/09/06 5
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火曜ドラマユニコーンに乗って』はついに最終回。先週第9話のラストシーンで功(杉野遥亮)がまさかの決断。功のやさしいハグに応える佐奈(永野芽郁)の表情が、最終話への期待と注目をさらに高めた。



“変化”を前向きにとらえて、互いを尊重し、歩み寄りながら成長していく。
第9話はそんなメッセージを感じた回。その中でたどりついた功の決断のそばに、佐奈の笑顔でなく切ない表情があるというのが胸をしめつける。


スタートアップ企業「ドリームポニー」に大手企業・サイバーモバイルの羽田社長(広末涼子)から持ち掛けられた買収の話。会社の成長のために必要な方法なのではと模索する佐奈と功、今のままでいたいと反対する次郎(前原滉)。そんな3人を「悩むのは必要な時間」「それだけ悩むということは3人にとって本当に大切な場所なんですね」と小鳥さん(西島秀俊)は肯定する。


「変化ってそんなにダメなことなのかな?」
佐奈は、3人で始めたドリームポニーにメグ(青山テルマ)、海斗(坂東龍汰)、小鳥さんが加わって素敵な変化が起こったことや、自分たちに合った方法でM&Aをすればいいことを話す。CEOは変わらないし、理念も絶対に変えない。向かう先は、佐奈が学生の頃から変わらずに持ち続けてきた夢「誰もが平等に学べる場所をつくること」。変化の中で、変えないところは守る。佐奈は、反対する次郎の気持ちも尊重し、次郎は佐奈の思いを受け入れる。「ドリポニがこんなに温かい会社なのは栗木さんがいるからなんですね」と小鳥さんの言葉がまた優しくみんなの思いを包み込んだ。


功も父親と歩み寄りを見せる。父の会社で不正アクセスの被害。若い社員の意見や実績のない企業が作ったシステムに耳を傾けなかった父に、功はドリームポニーを案内して新しい風を吹きこむ。「いつも自慢できるお父さんでいないと」「功には一番いい状態で会社を譲りたい」。母から聞いた父の思いを受け取っている功。会社を背負って謝罪会見に立つ父の姿を「カッコイイと思った。だからこんなところで立ち止まってほしくない」。父は提案を受け入れ、気持ちを抑えきれず「佐奈」と呼んでガッツポーズしてみせる。佐奈は笑顔で受け止めた。こんな二人をずっと見ていたいと思うが…


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