『オールドルーキー』綾野剛“新町”の夢は終わらない…貫き通した「信念」が心揺さぶる

TV 公開日:2022/09/05 25
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俳優・綾野剛が主演を務めるドラマ『オールドルーキー』が9月4日(日)夜9時から放送の第10話をもって最終話を迎えた。


新町(綾野剛)へのクビ宣告という衝撃的な展開で幕を閉じた第9話。最終話を前に予期せぬ方向へ舵を切った物語はどこへ向かうのか。多くの視聴者がこの一週間をもどかしい思いで過ごしたことだろう。


▼第9話を振り返る

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第10話はJリーガー・伊垣尚人(神尾楓珠)の海外移籍の話を中心に、新町の“最後の仕事”が描かれた。各キャラクターの成長や変化、“あの人物”の再登場もさることながら、信念を違えた新町と高柳(反町隆史)との胸が熱くなる決着。『オールドルーキー』にふさわしい素敵な最終話となっていた。(以下、第10話ネタバレあり)



新町は高柳からクビを宣告され、「スポーツマネージメントはもうやめます」と約束してビクトリーを去ることになった。しかしその一件は2人の問題にとどまらず、ほかのメンバーにも波及。塔子(芳根京子)と城(中川大志)までもがビクトリーを辞めることに。


ビクトリーを去る際、塔子が残した「社長とは、考え方が違うんです」という言葉が印象的だった。序盤の塔子は社長からの指示をそつなくこなしていく優秀な社員というイメージで、そこには真の意味でアスリートをリスペクトする気持ちを感じることができなかった。しかし新町と組んで仕事をするうちに徐々に彼の“アスリートに寄り添う”という姿勢に感化されていった塔子。成長と変化がこの去り際の一言に詰まっていた。


変化という点では塔子とともにビクトリーを辞めた城も同じだろう。第5話で新町とバディを組んだ城。爽やかでスマートな立ち振る舞いの裏に臆病で事なかれ主義的な一面を隠し持つ青年だった。そんな城がビクトリーを辞める道を選ぶとは。それどころか「新町さんをつぶすようなことはやめてください」と、塔子が言いよどんだ一言を高柳にきっぱり言ってのける勇気にも目を見張った。第10話は序盤から、2人の成長を感じ取ることができて胸が熱くなった。


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