『オールドルーキー』いつもと違う…ラストシーンで感じた不協和音、綾野剛の“本気演技”に圧倒

TV 公開日:2022/08/30 30
この記事を
クリップ


やがて麻生の問題は新町家にも影響を及ぼし始める。社長が言っていた現実の片鱗に直面し、新町は自身の青臭さを思い知らされることに。しかし新町の家族は、どんな時でも新町の味方でいてくれるのだった。


このオフィスから自宅までの一連のシーンでは、綾野剛の演技にただただ圧倒された。オフィスで怒鳴る姿や自宅での泣き姿など、毎度のことながら演技の振れ幅の大きさは圧巻で、「綾野剛の全てが詰まってた」「綾野剛本気すぎる」「アップダウンがすごい」といった声がSNSでも続出。さらに綾野の演技はセリフがない場面からも目が離せなかった。高柳の怒号にびくりと体を震わせたり、正論に何も言えずに一瞬悔しそうに口をとがらせたり。長女に励まされた時の口元の動きや、視線の動きもそう。視聴者が見ていない可能性すらある細かな一挙一動が、役者としての綾野剛をいい意味で消し去り、新町亮太郎という一人の人間を生み出していた。


そして新町は家族やビクトリーの仲間たちの支えも受け、麻生のために諦めずに奔走する。


麻生を演じる渡辺も、今回、強い存在感を放っていた。



特に印象的だったのが新町との電話シーン。ビクトリーに契約を切られた悲壮と、それでもなお支えてくれるという新町への感謝と、その両方がこもった涙。麻生が抱える単純な悲しみでも喜びでもないあいまいで複雑な感情が、渡辺の声だったり表情だったりによって見事に表現されていた。このシーンには「やばい涙が止まらない」「こっちまで泣いちゃう」「涙の演技いいぞ」などと視聴者は心を動かされていた。


2/3ページ

この記事の画像一覧 (全 21件)

KEYWORD

注目のキーワード

TREND

トレンド

PRESENT

読者プレゼント