犬飼貴丈の破壊力『新・信長公記』で見せる“完成形”の姿

TV 公開日:2022/08/31 26
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犬飼貴丈が上杉謙信を完成形に近づけてきた『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』第6話(読売テレビ・日本テレビ系、毎週日曜よる10時30分から放送)。平和と義を愛する上杉謙信らしく、明智光秀(萩原利久)や武田信玄(満島真之介)らにかけた言葉は優しくて深い。犬飼貴丈が演じる上杉謙信の美しさ、そして熱さには「神回すぎる」「全てが美しかったです」「想像以上でした」と絶賛の声が上がった。

(以下、第6話ネタバレあり)



第6話では、特進クラスの武将たちが、お互いを信じることでついに団結。彼らが見せてくれる様々な表情には、「胸アツ」「推しが増えた」の声も。一方、特進クラスと対立する徳川家康(小澤征悦)側にいていいのだろうかと疑問を感じ始めたのは明智光秀(萩原利久)。上杉謙信の前では右手を隠し、「私には敵意がない」と示していた明智光秀だが、徳川家康の前では隠さないところに強い意志を感じる。


自分らしく生きていける場所はここではない、と悟った明智光秀は特進クラスに戻ってくるが、“裏切り者”への武将たちの反応は様々。上杉謙信は「明智」と優しく迎えた。徳川家康との和平交渉を提案したときも、包み込むような優しさを見せていたが、ここでもクラス内の雰囲気を柔らかくしてくれる。怒りをあらわにして掴みかかる秀吉(西畑大吾)を「やめてやれ」と引き離し、その後も秀吉の隣に座ってそれとなく感情を抑えてくれるところもさすが。穏やかなのに説得力があるのは、“上杉謙信は強い”という事実に加え、犬飼貴丈が醸し出す“侮れない強さ”が絶妙だからだろう。


裏切りを謝罪し、徳川家康を倒す策を持ってきたと言う明智光秀。


信長(永瀬廉)の「俺は貴様を信じよう」という言葉を皮切りに、次々と明智光秀を信じることにする武将たち。最後は、上杉謙信の「信じよう」という笑顔で締められた。このシーンは秀吉も秀逸。「可愛い」「笑った」と癒やしの存在だったが、明智光秀に最後にかけた言葉「二度と 自分を裏切んな」には心奪われた視聴者も多く、「秀吉くん格好良い!」「ギャップ本当最高」「全部ええとこ持ってった!笑」と盛り上がった。


徳川家康との対立を巡る裏切りでは、武将たちの絆がより深まった。信長の「うつけが」というセリフにも愛が感じられる。クールな伊達政宗(三浦翔平)も裏切りには厳しいし、井伊直政(駿河太郎)の裏切りにも“仲間のため”という理由があった。それぞれが“さすが戦国武将”という誇りある行動をとるところが、“推し”の武将が増えていく理由だろう。知れば知るほどに、好きになっていく。


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