なのに…金子先輩は馬場に間違いを指摘され、キレてしまう。おいおい、元妻と復縁するため、娘のために頑張るんじゃなかったのかよ。「勝負しねーと、人生かけて」とまで言っていたのに。宙が怒るのも無理はない。確かに自衛隊では先輩後輩の関係は絶対かもしれない。そうなのかもしれないが、宙の気持ちは痛いほどわかる。
結局、大木班長(久保田悠来)が「俺はお前らと仕事がしてぇんだよ!だから投げ出すな、あきらめるな!」と班員に指示し、全員で金子に教えることになった。
ふたを開けてみれば、金子先輩は昇任試験に合格。雄たけびをあげ、喜ぶ金子に大木班長たちが抱き着く。勢いあまった金子は宙の前へ。無表情の宙に金子先輩も居心地の悪そうな表情。そんなわだかまりを忘れたように、宙は「おめでとうございま~す!」と笑顔を浮かべ、金子を思いっきりハグした。
宙に拍手を送りたい。たとえ取っ組み合いをしても、自分から金子の合格を祝う心意気は見事なもの。見ていてニヤニヤしてしまった。
と、思ったら宙はラストで冬美教官に呼び出される。
冬美教官は試験にも合格していた宙が訓練生時代よりも成長したと褒める。だが、決定的な欠点があることを指摘。「アツくなると冷静な判断がくだせない。それは自衛官にとって、大きすぎる欠点よ」と。普通の学園ドラマだったら、宙の行動は仲間を思ってのものとして良かったかもしれない。自衛隊が舞台であるがゆえ、宙の行動は“欠点”になってしまったのだ。どうやら宙と冬美教官のラブな展開は、まだまだ見られそうにない。
次回は宙のトラウマとなっているラグビーが。宙のさらなる成長に期待すべし。
文:今 泉
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