『オールドルーキー』綾野剛が演じ分けた“新町”の2つの顔 ギャップが生み出すほっこり感

TV 公開日:2022/08/22 18
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オールドルーキー』第8話での新町(綾野剛)は“支える”人間だった。



プロバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)のマネージメントに悩む塔子(芳根京子)にアドバイスをするメインストーリーもそうだが、今回注目したいのは家族とのやり取り。妻・果奈子(榮倉奈々)を支えるべく不慣れな家事に励んだ新町と、新町を手助けした娘たち。新町家が見せてくれた理想的な家族の在り方に、ほっこりした気持ちになった。(以下第8話ネタバレあり)



レシピ本が人気となった妻・果奈子に講演依頼が舞い込んだ。しかし果奈子の反応は渋い。“家族を養う立場になった人”として扱われることに納得がいかないこともそうだが、地方で開催されるために1週間ほど家を空けなくてはならないからだ。不安に思う果奈子だが、新町も娘たちも協力的だった。

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果奈子が出発する当日の朝。エプロン姿で妻を見送る新町は、ゴミの出し方や洗濯機の使い方もばっちり覚えて、笑顔で両手サムズアップ。果奈子不在の一週間への備えは万端だ。朝食作りに張り切ったり、ぎこちない手つきで洗濯物を畳んだりと、新町が慣れない家事に奮闘する姿をいつもより多めに見ることができた。長女・泉実(稲垣来泉)から勉強の質問を受けた際に「パパが子どもの頃、こんなのなかったって」と言い逃れするところも、新町らしさがあふれていてよかった。


スポーツマネージメントの人間としての新町と、父親としての新町。前者からは真剣さや凄みを感じるが、後者からは穏やかで柔らかい雰囲気が漂ってくる。新町は良くも悪くも裏表のない人間だから、家と職場で性格が大きく変わることはない。




そんな新町に些細な表情や振る舞いの変化ひとつで全く違う雰囲気をまとわせる綾野剛の演技力には驚かずにはいられない。そしてその家と職場で見せる表情の違いが、今回の新町家のシーンをより心温まるものにしていたように思える。


SNSでも新町家のシーンは好評で「パパな亮太郎よすぎる」「理想の家族すぎて泣ける」「家族パートが癒しすぎる」といった声が多く見られた。もうあと2、3シーンは欲しいと思わないでもないが、新町の家事姿を出し過ぎるとボロも出てしまうかもしれない。それはそれで面白そうだけれど。


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