『新・信長公記』犬飼貴丈 萩原利久ら“武将コンビ”の友情と因縁、それぞれの熱い想い

TV 公開日:2022/08/23 35
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上杉謙信(犬飼貴丈)は、入学すると明智光秀(萩原利久)と仲良しに。なにかと怯えがちな明智光秀は、上杉謙信と行動を共にしながら平和に学園生活を送ろうと思っていたのかもしれない。しかし徳川家康(小澤征悦)の圧倒的な迫力と演説により、徳川家康側にまわってしまった。



徳川家康の後ろに立ち、静かに様子をうかがっている姿を見ると『美しい彼』での萩原利久を思い出さずにはいられない。明智光秀は恐怖で支配されているようにも見えるが、「お前が歩んで来た裏の道を 表に変えてやる」という徳川家康の言葉が胸に刺さっている。自分を変えてくれる圧倒的な強さへの“憧れ”のような感情で、ここまでついてきたのかもしれない。



一方、上杉謙信は愛と優しさにあふれている。明智光秀のことを気にかけながらも、徳川家康との和平交渉を持ちかける。平和と義を重んじる彼らしい、このブレない言動からは誠実さも感じられた。

しかし明智光秀は応じない。

「もう 遅いんです」

これは徳川家康を止められないというだけでなく、自分自身の立場を変えることも難しくなっているのだという明智光秀の心の叫びだろうか。萩原利久の感情を読ませない表情が上手くてもどかしい。このふたりのシーンは、SNSでも「明智くんを引き戻して」「明智と上杉切ない」「また仲良くしてほしい」と話題に。上杉謙信が明智光秀を救い出し、また一緒に過ごす未来に期待したい。


今回は“徳川四天王”にも熱いドラマが。ひとりで仲間を裏切ったと思われていた井伊直政(駿河太郎)だったが、それは他の三人のためだった。いつも一緒に悪巧みをしたりふざけたりと騒がしい四人だが、固い絆を見せ視聴者の涙を誘う。SNSでも「アツかった」「徳川四天王の友情が壊れなくて良かった」「マジで高校生にみえる」と盛り上がった。もちろん本多忠勝(阿部亮平)の信長への想いも見逃せない。四天王メンバーに信長びいきは隠せそうもないが、これからどう展開していくのだろうか。また、悪い顔を見せてきた酒井忠次(長田成哉)と榊原康政(内藤秀一郎)が“桶狭間の戦い”を経て、特進クラスのメンバーとどう関わっていくのかにも注目だ。


さらに、みやびの“絶対的な味方”である秀吉(西畑大吾)はみやびの心を掴めるのか?伊達政宗(三浦翔平)との共闘もまた見られるのか?目の離せないコンビが大渋滞の『新・信長公記』。常にハイテンションのAI理事長(柄本明)と、マイペースな秘書(林田岬優)の掛け合いも絶妙。史実がわかりやすく物語に溶け込み、「武将の名前は、新信長公記で覚えた」「もっといろんな歴史上の出来事を現代の高校版で見たい」という声も。これからは、歴史の勉強をするときに永瀬廉や西畑大吾らの顔が真っ先に思い浮かぶという贅沢さ。学べば学ぶほど考察も進み、ドラマも楽しめるだろう。


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