『鎌倉殿の13人』源頼家役好演の金子大地、小栗旬の優しい心遣いに「救われました」

現在放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、大泉洋演じる源頼朝の後を継ぎ、鎌倉殿になった鎌倉幕府第2代将軍・源頼家。演じるのは大河ドラマ初出演となる俳優の金子大地だ。北条義時演じる主演・小栗旬や、比企能員演じる佐藤二朗ら百戦錬磨の俳優たちを前に、将軍として向き合うときの気持ちはどういったものだったのだろうか――金子が胸の内を明かした。


大河初出演でずっと不安だった金子を救った小栗旬の言葉




金子演じる源頼家は、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝と北条政子(小池栄子)の嫡男として生まれ、次期将軍を継ぐことが約束された存在だったものの、幼少期から能力は高いが、北条義時の長男・頼時(坂口健太郎)と比較され、軟弱さが強調されるような人物だった。


そんな頼家は、頼朝の死により、わずか18歳で野心溢れる御家人たちを束ねる長として将軍職に就くことになる。金子は「頼家自身、本当に鎌倉をよくしていこうという気持ちは強かったと思うのですが、あまりにも早い段階で鎌倉殿になってしまったので、誰からも『あいつでいいのか』という目で見られてしまう。欲まみれの大人たちに囲まれ、嫌気がさしているなか、現実に向き合わなければならなかった」と人物像を捉えると「どこか開き直りではないですが、行き切ってしまうしかない……という思いで突き進んでいった人。そんな複雑な気持ちや葛藤が少しでも見えれば」と役に向き合ったという。


この言葉通り、不安定な頼家を好演している金子だが、大河ドラマ初出演となる現場では、撮影開始当初から「常に自信がなくて、リハーサルでもずっと不安でした」と胸の内を明かすと「本番もこれでいいのかな」と思いながら演じていたという。




そんな思いを見透かされたように、小栗から「ご飯に行こう」と声をかけられたという。二人だけの食事の席で小栗は「大地、本当に好きなようにやっていいんだよ」とアドバイスをくれたという。


「多分僕が自信なさそうに演じているのを小栗さんは見抜いていたんだと思うんです。そこで『もし、うまくできなかったからもう一回やりたいなと思ったら、俺に言ってくれれば、頼んでみるから。なんでも言ってくれ』と。小栗さんもとても忙しいのに、こんな僕に優しい言葉をかけていただき『自信がないなんて言っていてはだめだ。もっと思い切りぶつかっていこう』と吹っ切れたんです。小栗さんの優しさに救われました」。


その後も、ことあるごとに小栗は「大地、このセリフ俺がどうすれば言いやすい?」など声をかけてくれたという。「いつも僕がやりやすいように付き合ってくださいました。小栗さんの存在がなければ頼家を演じられなかったと思います」と金子の口から感謝の言葉が後を絶たなかった。



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