『石子と羽男』キュンとする会話が物語とリンク、中村倫也の“言い方”が沼

TV 公開日:2022/08/18 52
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何度でも観たくなる石子(有村架純)と羽男(中村倫也)の掛け合い。回を重ねるごとに相棒としての関係性が深まっていく二人だが、12日に放送された『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系、毎週金曜よる10時)第5話では、羽男の不器用な優しさがキュンとさせ、同時にドラマのメッセージともリンク。視聴者からも「キュンとした」「あんな風に気遣ってもらえたら泣く」「流れかわいすぎた」「言い方が沼過ぎて何回も観ちゃう」などと反響のあった2人の会話は、じっくり味わっていくとなんだか余計にキュンとしてしまう。

(※以下、第5話ネタバレあり)



前回第4話の美しい朝焼けシーン以降、羽男の雰囲気はどこかやわらかい。髪型も服装も雰囲気もナチュラルに。しかし、いつも石子と一緒に案件の調査をしていた羽男が、今回は一人で進めようとする。「君…もういいよ」「でしゃばりすぎじゃない?君 パラリーガル」「事務所で経理でもやってて」と辛辣な言葉を石子にかける。


「聞きたいことは聞いたほうがいい」。


羽男の姉・優乃(MEGUMI)の言葉を受けて、ついに石子が「どうして 一人で進めようとするんですか?」と正面から尋ねる。
石子の正論に少しおされる羽男は、目を逸らしたりバツが悪そうにしたりするが、やがて少しずつズームされる羽男の背中は、石子の声を受け止め、徐々に核心に迫っているように見えた。


石子にまっすぐ見つめられて
「どうか 相棒として そばにいさせてください」
と言われたらもうごまかせない。でも言いたくない。その表現が
「やだ!」
という、だだっこのような言い方に。思わず巻き戻してしまう可愛さでつっぱねようとする、その不器用さが愛おしい。


納得できない石子が詰め寄ると
「具合悪いんでしょぉ?!」



反対車線のバスの時刻表を見て海に誘ってごまかした後も、アイスを食べて頭がキーンとなった後も、石子がお腹をさすって具合が悪そうにする姿を羽男はちゃんと見ていたのだ。


「でもそれで休めって言ったって あなたきかないでしょ?だから…」
石子の性格もわかっている。このときは「君」ではなく「あなた」。「いいから事務所にいな」「もう おとなしくしてなさいって」と伝える時も、問題ないという石子に「ホント?」と聞き返す口調も、羽男の語尾はやわらかい。声を荒げている時さえも。声のニュアンスが自在なのが中村倫也らしい。


そんな優しさがどれだけ沁みるか。それは有村架純が演じる石子の顔を見ればわかる。一瞬で目が潤んで、検査を受けたことを打ち明ける。気遣ってくれていた温かさも、一人で不安を抱えている辛さをちょっと解放できたような安心感もにじんで、背を向けて涙を隠す石子もまた愛おしい。


指でちょんと涙をふいて、反動のようにはりきっちゃう石子。その様子に「ストップ」を6回連呼して「元気なら元気で めんどくせえな~」と本音で返す羽男。いい声で「わかったよ」と石子の提案を受け入れる羽男と、ニッコニコで後ろをついていく石子のキュートな笑顔。有森さん宅を訪ねた時、二人の服の色が一度目とこの会話後で色(青とグレー)が反転していたのも楽しい。やっぱり“石羽コンビ”は推せる。


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