『新・信長公記』ハマる世界観 萩原利久ら“武将”の演技が絶妙、史実から考察する面白味も

TV 公開日:2022/08/08 24
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永瀬廉萩原利久が演じた“本能寺の変”では、心理戦も展開された。「どんどん面白くなってきた」と話題になっている『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』第3話(読売テレビ・日本テレビ系、毎週日曜よる10時30分から放送)。出演している俳優陣の演技力が高く、戦国武将のクローンが100年後の日本で…と非現実的な世界観にもかかわらず「ハマった」「考察しちゃう」とドラマに夢中になる人が続出している。ラストでは、ついに織田信長(永瀬廉)が「天下を獲る」と宣言。無気力で謎めいた永瀬廉も美しく見応えがあったが、第4話からは熱い演技やアクションにも期待したい。


本作は、戦国武将のクローン高校生たちが「学園の天下統一」を目指していく、青春あり、戦ありの学園天下獲りエンターテインメント。豊臣秀吉(西畑大吾)、明智光秀(萩原利久)、上杉謙信(犬飼貴丈)、伊達政宗(三浦翔平)など、史実を取り入れた“武将”たちのやり取りも「かわいい」と注目が集まっている。

(以下、第3話 ネタバレあり)



今回は、萩原利久演じる“明智光秀”回。いつも怯えていて、仲良くなった上杉謙信(犬飼貴丈)の後ろに隠れている姿には「かわいい」の声も上がっていたほど。しかし、徳川家康(小澤征悦)が明智光秀を「倒す」と宣言。物語は史実も交えながら混乱していく。


とにかく徳川家康が怖い。


コメディ要素が強かった前回までに比べると、第3話では「家康がずーっと怖い」「もはやホラー」と、小澤征悦の迫力と醸し出す威圧感はSNSでも話題に。「全員15歳」という設定はもはや忘れ去られつつあるが、徳川家康のクローンであるという説得力は増していく。


一方、明智光秀は中学時代、関西有数のギャングチームに入っていたが、自身が強かったわけではない。“パシリ”としてパンを買いに行かされる回想シーンが流れると、「既視感w」「見覚えありすぎたw」とドラマ『美しい彼』で萩原利久が演じた“平良”を思い出す視聴者が続出。さらにジャニーズJr.内ユニット・少年忍者深田竜生も出演しており、このシーンには反響が殺到。一瞬も見逃せないドラマだ。

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明智光秀は、頭脳派で交渉が得意。徳川家康との戦いに備えて、クラス中を味方にすることに成功する。第2話の秀吉のように、“武将”の特性を取り入れた展開が繰り広げられた。最後に交渉したのは信長。史実を知る視聴者の頭には、すぐに“本能寺の変”がよぎり、明智光秀の裏切りを期待。史実から考察しようとすると先が読めているネタバレ状態のようだが、そうはならない。彼らは“クローン”であり、その場にいなかったはずの武将の影響も受けていく。持っている知識を組み合わせて、この予測不可能なストーリーを存分に楽しむことができるのだ。



そんな特別な立場は、実は視聴者だけではない。歴史オタクで唯一武将のクローンではないみやび(山田杏奈)と銀杏高校のAI理事長(柄本明)は、歴史の知識を持ってこの世界にいる。


そして徳川家康もまた、“歴史を知っている”と判明。強いと評判の武田信玄(満島真之介)を真っ先に倒し、明智光秀を簡単に取り込むことができた秘密がここにあった。「史実とイメージが違う」と話題の徳川家康だが、このアドバンテージをどう使っていくのか注目だ。


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