『オールドルーキー』綾野剛、中川大志とみせた確かな絆 少年漫画のような熱さに心揺さぶられる

TV 公開日:2022/08/02 16
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綾野剛が主演を務めるTBSの日曜劇場『オールドルーキー』(毎週日曜21時~)の第5話が7月31日に放送された。



現役への未練を断ち切った新町亮太郎(綾野剛)は、「ビクトリー」若手社員・城拓也(中川大志)とともに無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)のマネージメントに乗り出す。第5話では爽やか好青年・城の意外な弱さが明らかになり、中川大志が見せる様々な表情から目が離せなかった。また、初タッグを組んだ綾野剛とのやり取りも、2人の少し複雑な関係性からくるセリフ回しなどが魅力的で、「またこの2人のタッグが見たい!」と話題を呼んでいた。(以下、第5話ネタバレあり)


中川大志演じる城拓也というキャラクターについて、我々は何を知っていただろうか。根っからのサッカー好きで、遊び感覚で仕事を楽しんでいる高学歴な若手社員。いつも爽やかな笑顔を振りまき、落ち着きがあって、コミュニケーション能力も高い。何事も柔軟に起用にこなせる、優秀そうな好青年。そんなイメージがあったかもしれない。しかし我々がこれまで見てきた城の姿は、ほんの一面に過ぎなかった。

【画像】爽やかさあふれるいつもの城(中川大志)


無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)にスター性を感じ、初めてのスカウトに乗り出した城。


憧れの選手である新町(綾野剛)とタッグを組むことも決まり、生き生きと仕事に励むが、メディア露出を嫌がる三咲のマネージメントは簡単にはいかない。大事な企画が流れ、契約も白紙に戻すことになってしまった。


城は社長に逆らえるわけがないとあっさり三咲に仮契約の解除を言い渡し、週刊誌にスクープされた三咲が不審者に絡まれていても助けに入れない。勝てない相手には挑まない、近づかない。第5話で明らかになったのは城のそんな“臆病”な一面だった。


しかし三咲との勝ち目のない勝負に挑む新町を見て、城は決意。これまでの臆病さを捨て去り「間違ってたのはビクトリーの方だと思います」と社長・高柳(反町隆史)に力強く主張する。


表情は硬く、怒る高柳への恐怖心も見え隠れするが、それでも城は勝てないはずの相手に挑んだ。その結果、高柳は城の主張を受け入れ、三咲との契約締結を承諾する。三咲を取り上げたネットニュースを読んでいる城の嬉しそうなこと。大きな成功体験を噛みしめるような城の姿に、見ているこちらもつい笑顔になり、胸を打たれる。


第5話では城役の中川大志がさまざまな表情を見せてくれた。爽やか笑顔はもちろんのこと、三咲との打ち合わせで見せた空回り感のある笑顔や、新町とコンコースを歩いていたときの今にも泣きだしそうな顔。社長に立ち向かった際の緊張や怖さに必死に耐える顔。あげればキリがない。SNSでも「表情の演技がすごい」「絶妙な表情が、いつもながらに秀逸」との声が散見された。普段の爽やかな演技もいいが、弱々しい演技も捨てがたい。今回のように城が苦しみ悩む展開はあまり見たくないけれど、いろいろな表情はもっと見たい。そんなジレンマに陥った。


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