あつこお姉さん「最後の収録の時は、泣いてしまうのではないかと…」6年間を振り返る

TV 公開日:2022/06/29 4
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4月2日、『おかあさんといっしょ』を卒業した「あつこお姉さん」こと小野あつこ。第21代“歌のお姉さん”として6年間、子どもたちと共に全力疾走で駆け抜けた。その明るい笑顔と歌声は子どもたちはもちろん、親世代にも愛され、圧倒的な支持を得てきた。そんな小野が卒業するとあって4月2日の最終放送前から、卒業を惜しむ声がSNS上を飛び交い“あつこお姉さんロス”に陥る人が続出し、ニュースにもなったほどだ。



「最後の収録の時は、泣いてしまうのではないかと心配でしたが、新しいうたのお姉さん(ながたまや)と一緒だったので、6年前、同じシチュエーションで初めてカメラの前に立った時のことを思い出して、自然と気持ちが落ち着きました。卒業することを発表してから、子どもたちや親御さんから『卒業おめでとう!』『ありがとう!』というお手紙をたくさんいただきました。びっくりしたのと同時にとても嬉しかったです。私がお姉さんになった時0歳だった子が、小学校に入学しますということを書いて下さった方も多かったですね。そう考えると6年間が長かったようにも思いますし、楽しかったことも大変だったことも全てが宝物のような時間です」(小野)。


【写真】インタビューカット(全7枚)


6年間で一番思い出に残っていることを聞いてみると「歌のお姉さんとして全国の多くの子どもたちに会えたという事です。収録も毎回参加する子どもたちが変わるので、同じ雰囲気になることがなく毎回新鮮でした。コンサートでもいろいろな所を回らせていただきました。生で子どもたちや多くの方々と接してきて、一度限りの時間を一緒に過ごして、それを重ねてきたことが一番の思い出になっています」と教えてくれた。


小野は大学、大学院時代に児童館や学童クラブで指導補助のアルバイトをしていたほどの根っからの子ども好きで、常にその“寄り添う気持ち”がテレビの画面を通して伝わってきた。スタジオの子どもたちにとってどんなに心強い存在だったかがわかる。「いただいたお手紙に『また遊ぼうね』って書いてくれる子どもたちが多いんです。直接お会いしたことはなくてもテレビを見ながら一緒に歌って一緒に遊んでいるという、そういう距離感で私たちを感じてくれていたんだなって教えられました」(小野)。


この2年はコロナ禍という特殊な状況だった。一時は誰もがSTAY HOMEで、大人だけではなく子どもたちも生活習慣が変わることで不安が募っていった。その中で変わらない笑顔と歌で、そんな毎日に潤いと希望を与え続けたのがあつこお姉さん、ゆういちろうお兄さんを始めとする『おかあさんといっしょ』とそのファミリーだ。「この2年はコロナ禍で収録の形も変わりましたが、不自由な生活を強いられている子どもたち、親御さんにスタジオから元気を届けられたらという思いで毎日臨んでいました」。コロナの2年間も含め、6年間毎日お茶の間に笑顔と元気を届けた小野のことを、子どもたちの親は「伴走者」「戦友」と思っていた。だから“あつこお姉さんロス”を感じている人が多かった。


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