『やんごとなき一族』松下洸平、カオス展開の中で際立つ“ぶれない実直さ”

TV 公開日:2022/06/14 0
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「一緒にいこう、健ちゃん!」

前回からヤンデレ闇属性マシマシの泉(佐々木希)が、健太(松下洸平)を巻き込んでビルから投身自殺。ホラーよりも怖い泉の執念が佐都(土屋太鳳)と健太を襲った『やんごとなき一族』第8話。


※以下第8話ネタバレあり

今回の主役(?)は、なんといっても健太の秘書、泉である。前回から健太への愛が暴走しているが、これほどのヤンデレを発揮したドラマのキャラクターはなかなかお目にかかれない。妊娠した佐都のもとを訪れ、「私もいつかここで健ちゃんの赤ちゃんを産むのかなぁ」とニンマリ。笑顔満開な泉に寒気がする。だけど、佐都も黙ってはいない。泉から渡された花束を払いのけ、「ふざけないで!」さらに「なめないで」。


佐都の強さは、健太から愛されているという自信があるからこそ。この場に健太はいなくとも、しっかり佐都を支えている証拠。ナイスだね、健太。佐都もたくましくなり、いよいよ深山家の女主人らしくなってきた。


もちろん、泉も負けてはいない。会社でしっかり者の秘書を務めているかと思いきや、真っ白なウェディングドレスを着て登場。これほど白が怖いと感じたのは、映画『呪怨』の白い子ども以来。健太も目を大きく見開き、「なにやってんだよ」と恐怖を隠せない様子。会合で用意したプロジェクターには、健太と泉の結婚を祝う映像まで。好きな相手ならまだしも、こんなホラーなサプライズは絶対、体験したくないものだ。

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