『やんごとなき一族』松下洸平、涙目で土下座…“兄の顔”が切なすぎる

TV 公開日:2022/05/25 33
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「有沙は俺の大事な妹です。不幸にしたら絶対に許しません。絶対に…」


末っ子わがまま娘、有沙のお見合い騒動。目に涙をためながらお見合い相手に土下座をした健太(松下洸平)の姿が衝撃だった『やんごとなき一族』第5話。


※以下第5話ネタバレあり

今回、スポットが当たったのは深山家の末っ子、有沙である。


お見合いが嫌で家を飛び出した有沙から連絡をもらった健太が佐都(土屋太鳳)と2人で向かうと、そこはボロアパート。いつもの派手な衣装と違って、パーカー姿の有沙はとっても新鮮。彼氏の俊也(葉山奨之)のもとに身を寄せていたのだ。あれだけわがままだった有沙の彼氏が、実は植木職人と、これだけで好感度爆上がりである。「好きです、有沙さんが」という俊也を見てニヤニヤする有沙がなんともかわいらしい。


4人でお弁当を食べるシーンで有沙と俊也にバカップルぶりを見せる佐都と健太も見逃せない。自分のメンチカツを半分にして「はい、どうぞ!」と声を重ねる2人。お互いに好きなメンチカツをあげようとして、同じこと考えている佐都と健太を見ていると心が和む。「意味ないじゃん!」と笑う佐都に自然とこぼれる健太の笑顔は本当に幸せそうである。


有沙が同じ幸せを味わいたいと思うのも無理はない。だからこその逆プロポーズだったのだろう。自分の幸せのため家を出て結婚をしたいと「俊也、私とずっと一緒にいてくれる?」という有沙に「一緒に幸せになろう」という俊也。妹の決意に兄の健太も手を叩き、佐都も本当にうれしそうである。このとき連続テレビ小説『まれ』で姉弟役だった土屋太鳳と葉山奨之を思い出した人も多かったに違いない。


なのに、なのにだ。俊也は金を積まれて、あっさり身を引いてしまうのである。いやいや、物語的にあかんでしょ。ここはきっぱりお金を突き返して、有沙を自分のところへ引き寄せるところ。なのに俊也は、有沙に目も合わさず「ごめん。本当にごめん」とひと言。切なすぎるよ。ただ、有沙を連れ戻しにきた美保子(松本若菜)が、有沙に言ったセリフも印象的だった。


車の中で美保子は我慢すること大変なこともたくさんあるが、「大丈夫、必ず幸せになれる」と断言している。もしかしたら美保子も深山家に嫁入りし、つらいことと戦ってきたのかもしれない。つまり、美保子も幸せになりたいのである。いつもの“松本劇場”で見せる厭味ったらしい美保子とは違う一面を見せてくれた。

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