『マイファミリー』まさかの裏切りに“動機”について考察過熱、ハッピーエンド願う声も

TV 公開日:2022/05/26 57
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22日に第7話が放送された二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』(TBS系、毎週日曜よる9時から放送)。やっぱり?まさか?…温人(二宮和也)が語った誘拐事件の犯人に、視聴者の反応は様々。「期待を裏切らない」「毎週まさかまさかの展開」「結末どうなるの」とコメントが相次ぐ中、SNSでは犯人の“動機”についての考察が過熱。そこには、巧妙なトリックや猟奇的な犯人像は出てこない。この一連の誘拐事件は、登場人物ひとりひとりの想いに基づいて組み立てられている。その細やかな心理描写や、複雑な人間関係に注目し、これから始まる最終章もじっくりと楽しみたい。ドラマは、鳴沢温人(二宮和也)と妻・未知留(多部未華子)の娘が誘拐されたことから始まる、家族の絆が試されるノンストップファミリーエンターテインメント。

(以下、第7話ネタバレあり)



物語では、登場人物が“本当に大切なもの”に必死になる様子が描かれてきた。


守りたいものはそれぞれで、他人からは見えづらい。それがこの一連の事件を複雑にしていると思うと、『マイファミリー』というタイトルは本当に秀逸で深みのあるものだったと改めて感じさせられる。“マイ”ファミリーなのだ。“自分”が大事にしているものを譲ることはできない。そんな強い想いは、時に様々な誤解やすれ違いを生むことになる。


娘を誘拐された阿久津(松本幸四郎)も、その一人だ。


ドラマ序盤では常に余裕の笑みを浮かべ、怪しささえ醸し出すつかめないキャラクターだったが、今は妻の体調を気遣い、娘のために取り乱す姿を見せる。あまりの変わりぶりに、SNSでは「ずっと阿久津さんが怪しいと思ってたのに」「阿久津家一番かわいそう」と同情の声も上がった。家族のためなら「何だってやる」と言い切り、疑心暗鬼になる。


冷静で、あまり感情を表に出さない性格に見えていたが、この様子を見せられると、以前誰かの大切なものを傷つけたことはないだろうかと心配になる。今回だけ監禁期間も長く、身代金も多いため、SNSでは「阿久津さんへの恨み?」「阿久津家をターゲットとした復讐」との憶測も出ている。


そんな阿久津が疑いの目を向けたのは、温人のビジネスパートナー・立脇香菜子(高橋メアリージュン)。


香菜子もまた怪しさを見せ、「高橋メアリージュンが本気出したら、どこまででも怪しくなれる」「違うと信じたい」と視聴者をも惑わせたが、香菜子の大事なものは“会社”だった。会社を“自分の子ども”と表現した香菜子からは愛情が溢れており、犯人・鈴間(藤間爽子)に気づいていながら見逃していたのも、会社のためだったと明かされた。


新たな“ファミリー”の意味に、「考えさせられた」と思いを巡らせるコメントも。高橋メアリージュンが演じた熱い想いに、「演技感動した」「わたしも泣いた」と多くの反響が寄せられた。

【関連】『マイファミリー』高橋メアリージュン「2回も謝られるとは…」第7話反響明かす


温人の妻・未知留(多部未華子)も、家族のために懸命に動く。


香菜子の動きを見張るため、鋭い表情も見せていた。怪しい動きをする香菜子のパソコン画面を見ようと身を乗り出したり、阿久津から香菜子をかばったシーンは、「未知留の行動力いつもすごい」「みちる本当に大胆だな」と話題に。一方、阿久津が散乱させた会社立ち上げの記念写真を元に戻すなど、共に会社を立ち上げた温人と香菜子の関係を大切に思っていることも伝わった。第7話のオープニングでは、この記念写真にフォーカスが。香菜子の大切なものを尊重すると同時に、温人への信頼も深めた未知留の成長にも心を動かされた。


わからないことが多く、考察が盛り上がる『マイファミリー』。誰かの大切なものを理解しようとしたとき、その謎が解けていくのかもしれない。


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