「毎週神回更新」の声、山下智久主演『正直不動産』笑いと感動つながる妙

TV 公開日:2022/05/24 16
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毎週笑いと深い感動をもたらす、NHKドラマ10『正直不動産』(毎週火曜よる10時から)。先週の第7話では、視聴者から「毎週 最高を更新する」「一話から常に面白いを更新する奇跡の作品」「またまた神回更新」との声が溢れた。(以下、第7話のネタバレあり)


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“たたり”によって嘘がつけない体になってしまった登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下智久)は、嘘をついたり本音を黙っておこうとすると顔に風が吹き、言わなくてもいいことまでペラペラ。大河部長(長谷川忍シソンヌ))には、ついに「ペラ瀬」と命名されてしまった。


思わず声を出して笑ってしまうようなコメディパートが随所に挟まれるのだが、それが単に面白さだけでなく意味を持ってつながっていく気持ちよさがある。「ペラ瀬」というワードも、月下(福原遥)と大河部長の喫茶店での会話の中で出た言葉だが、二人の会話はもはやコント。「部長って そんな顔して 意外と甘党だったんですね」「部長のこと なめてました」「私 てっきり 社長のコバンザメだとばっかり」。月下は感じよく、失礼な発言をぶちこんでいく。部長のツッコミも徐々にエスカレート。つい声を荒げると、周囲の視線を感じ「これパワハラじゃないからな。教育だからな」と焦る部長。そこに月下はやたら大きな声で「すいませんでした!」と謝り、「いやいやそんなあんま大きい声で言うと…。それっぽくなっちゃうから」。でも、こんなコントみたいな会話の中に、昔ワルだった大河部長の社長(草刈正雄)への忠誠や感謝、永瀬が嘘ばかりついていたころの自己中な営業スタイルの情報が盛り込まれていた。


第7話は、永瀬の歴史をたどるような回。永瀬がどうして不動産屋になったのか。どうして嘘ばかりつく営業をするようになったのか。そして嘘がつけなくなった今、嘘をついていた頃の自分をどう乗り越えていくのか。


もともと永瀬は嘘をつかない真面目なヤツ。大学生の永瀬を演じる山Pの違和感のなさに時空が歪みそうになったのはさておき、自宅が競売にかけられそうになった時、助けてくれたのが社長。感謝する永瀬に、社長は仲介手数料をもらって一番もうかったのは自分だと言った。「お客からも感謝されて 金ももうかるって そんな仕事最高じゃないっすか!」。それが永瀬が不動産屋を目指した理由だった。そう、もともと永瀬はお客側の気持ちがわかる人間。社長への恩義があるのも大河部長と同じ。自分も不動産屋になりたいという永瀬に、「大学の間 宅建取れたら 考えてやってもいい」と社長。夢を見つけ、笑顔で駆け出す若い永瀬の姿はキラキラしていた。


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