木村拓哉が主演を務めるドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日、毎週木曜21時~)の第6話が今夜放送される。
木村拓哉演じる一度希望を失った男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまが描かれている本作。網膜剥離でボクシングの夢を諦め、愛する妻を病気で亡くし、その上店主をしていた焼き鳥屋がコロナの影響で閉店してしまう…という不遇な人生を送ってきたことから、全ての物事に対して悲観的に捉える桐沢。そんな桐沢と対照的なキャラクターとして登場するのが、満島ひかり演じるボクシング部の顧問で何事にも前向きでポジティブなヒロイン・折原葵だ。その2人の掛け合いのテンポが良く、視聴後すっきり爽やかな気持ちにさせてくれる。
先週放送された第5話では、桐沢(木村拓哉)が大場校長(内田有紀)と約束した「インターハイ予選に出場し、強豪・京明高校を倒す」という約束を果たせず、ボクシング部コーチと政治経済の非常勤講師を解任させられてしまう。顧問の葵をはじめ、ボクシング部の生徒一同は桐沢を引き留めようとするも、桐沢は「そういう人生だから、どうしようもない」と去ってしまう。
そんな中、ボクシング部の生徒にトラブルが発生。1年生部員・江戸川蓮(櫻井海音)が突然行方不明になり、警察も動くほどの事態になっていることを桐沢は知る。江戸川が不良の先輩たちに軟禁&恐喝されていること知った桐沢は、ピザを配達するフリをして江戸川を救出。なおも、先輩たちは逃げようとする江戸川を追いかけてくるが、桐沢は江戸川を逃がして1人で4人の不良たちと対峙する。不良の一人はナイフを持っており、そんな圧倒的に不利な状況でも桐沢は怯むことなく、見事なパンチで不良たちを倒していく。
生徒のピンチを助けたことにより、校長もコーチを続けることを認め、桐沢は無事松葉台高校に戻ってくることが出来たのである。この展開にSNSも大盛り上がり。「桐沢コーチ、かっこよすぎる!」「パワフルなシーン最高でした」「無事コーチとして戻ってこれてよかった~」と反響が相次いで寄せられていた。