『マイファミリー』誰が“家族”なのかが鍵?二宮和也&多部未華子のバディ感も話題

TV 公開日:2022/05/18 50
この記事を
クリップ

15日に第6話が放送された二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』(TBS系、毎週日曜よる9時から放送)。今回も、登場人物たちが繰り広げる予想の一歩先をいく行動に、「え、犯人なの!? ここで!?」「複数犯?」「毎週ドキドキしている」「人物みんな頭いい」「わー全然わからない!」と視聴者は驚かされっぱなしだった。謎が謎を呼ぶ展開と、登場人物たちの“家族のため”の行動が複雑に絡み合う本作。不可解な言動も、“家族のため”なら、理由になる。キャラクターそれぞれの人生や家族からますます目が離せない。ドラマは、鳴沢温人(二宮和也)と妻・未知留(多部未華子)を中心とした家族の絆が試されるノンストップファミリーエンターテインメント。

(以下、第6話ネタバレあり)



いつのまにか、“誘拐”に慣れてしまっていたようだ。誘拐されたら、犯人の指示に従い、警察を排除して5億円を受け渡す。そうすれば事件は自分で解決できる。そう思っていた温人(二宮和也)だが、前回第5話で犯人から“営利誘拐の共犯者”扱いされてしまい、その前提が根底から覆された。とまどいながらも、今回も阿久津(松本幸四郎)に娘・実咲(凛美)が誘拐された事実を伝え、解決のための交渉人を請け負うことになる。



手慣れていて、落ち着いているかのようにも見える温人には、違和感さえ感じる。視聴者からも、「誘拐交渉のプロみたいになってる」「慣れてきているのが怖い」「ちょっと方向性怪しくなってきた」と不安の声が上がる。

いつもと同じ犯人、いつもと同じ身代金、いつもと同じ車…。温人にそんな気がなくとも、交渉が一種の作業のように見えてくる。友人の三輪(賀来賢人)と東堂(濱田岳)も、最悪の場合“罪になる可能性もある”と警告する。


新たな誘拐に巻き込まれていることを知った未知留(多部未華子)は、警察に相談したほうがいいのではと、危険を顧みない温人が心配でたまらない。


平静を装う温人を心配そうに見つめ、「あなたにもしものことがあったら…」と自分のことのように悩み、夜も眠れないでいた。


それでも温人は、“助けてくれた人のために”と交渉を続ける。温人は優しい。誘拐された実咲との出会いも、温人が泣いていた実咲にいち早く気づいたことがきっかけだった。未知留の思い出の中の温人はとても優しく、だからこそ信じ続けてきたのだとわかる。序盤で未知留が怒っていたのも、昔の優しい温人に戻ってほしいという気持ちからだったのだろう。今、温人は元の優しい自分を取り戻し、家族との絆を深めている。Uruの主題歌『それを愛と呼ぶなら』が沁みる。この余韻と、予想外の展開とのバランスが秀逸だ。


娘が10日間も監禁されることに耐えられない実咲の母・絵里(森脇英理子)は、温人への不信感も相まって、身代金にGPSを仕掛けてしまう。


SNSでは、「バレたら殺される」「なんで余計な事したんだよ」との声も上がる中、疑心暗鬼になる絵里の気持ちも痛いほど伝わり、「そりゃそうなるよ・・・」「温人怪しいもん」と同情の声も集まった。


“正しいこと”がわからない状況下で、信じられるのは“家族への想い”だけ。他人には想像できないほどの強さを持つこの想い。『マイファミリー』の鍵が“家族”であるのは、当初から一貫して変わらない。


1/3ページ

この記事の画像一覧 (全 50件)